三字経
『三字経』 第16単元 文質彬彬にして君子なり
作中庸 子思笔 中庸を筆するは子思(しし) 中不偏 庸不易 中は偏らず 庸は易(か)わらず 作大学 乃曾子 大学を作るは乃(すなわ)ち曾子(そうし) 自修齐 至平治 修斉より平治に至る
2016年02月17日
『三字経』第12単元 飲水思源(いんすいしげん)
高曽祖は三代を指す。高祖父の下に曽祖父が、曽祖父の下に祖父が並ぶ。そして父、自分の順である。自分の後は息子や孫から、ひまご、やしゃごと続く。この九代は直系の親族であり、自分と関係が深い。また九族では長幼の序や人倫の道を大事にしている。軽視すれば、社会は大混乱に陥るだろう。
2015年05月16日
『三字経』第11単元 黄帝と音楽
喜びや怒り悲しみに、恐れや愛情そして憎悪に欲望。人には皆7つの情が有る。中国の古代に、ユウガオや粘土、皮革や、材木に玉石そして金属と、弦や竹の8材料で作った楽器を八音と言う。
2015年05月01日
『三字経』第10単元 コメの由来
コメ、アワそれからマメに、小麦、キビそしてコウリャン。この6種の穀物は人々の主食で、通称、六穀と呼ばれる。馬、牛それから羊に、鶏、犬そして豚。この6種の動物は重要な家畜で、通称、六畜と呼ばれる。伝説によれば六穀と六畜は遠い昔に、神が人間界に与えた物である。同時に牧畜と農耕も伝わった。
2015年04月21日
『三字経』第9単元 信義に背いた虞孚(ぐふ)の末路
水火木金土とは俗に言う五行で、これら5つの元素は万物の源でもある。また五行は相生(そうじょう)と相克(そうこく)の性質を併せ持つ。五常とは仁義礼智信の5つの徳を指し、皆が守るべき規範である。もし五常に背けば、大変な報いを受けるだろう。
2015年04月11日