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【禁聞】周永康事件 国営テレビ女子アナ2人拘束

2014年01月16日

【新唐人2014年1月16日付ニュース】「610弁公室」の元主任、李東生の失脚に伴い、彼と密接な関係にある周永康の性的スキャンダルが次々と明るみにされています。国営テレビの司会者2人が周永康の愛人だったとされ、現在、拘束されて調査を受けています。

 

海外の中国語メディアによると、国営テレビ、中央テレビのアナウンサー葉迎春と沈氷が、周永康事件に関与したとして、規律検査委員会に拘束され調査を受けています。この2人について中国の学者、呉祚来さんはツイッターで「周永康の愛人だった」という関連筋の話を暴露しました。

 

武漢七彩虹文化公司 呉安寧さん

「その可能性は大きいでしょう。社会の道徳は乱れています。党は真相を隠し、メディアを厳しく締め付けています」

 

北京の芸術家 楊偉東さん

「大陸ではよくあることです。失脚すれば、愛人問題が暴露され、失脚しなければ、君子扱いされます」

 

資料によると、葉迎春は江西省出身です。北京の名門大学を卒業後、江西省のテレビ局に入ってから、中央テレビに異動になりました。現在は、ニュース番組の司会者です。

 

37歳の沈氷は、江蘇省出身です。かつてシンガポールの新聞社で経済記者を1年務めました。2001年、中央テレビに入局してからは、経済番組などの司会を担当し、2009年2月、中央政法委員会情報センターの副主任に就任しました。この異動は、当時、「610弁公室」のトップだった李東生が手配したと報道されています。

 

周永康は石油関連の要職に就いていた時、派手な女性関係を繰り広げため、「売春の王様」という称号を持っていました。女性へのわいせつ行為が何度も告発され、四川省のトップだった時代、ホテルの女性従業員や部下などを強姦したとの情報もあります。

 

2002年12月、周永康は江沢民により、公安省のトップに抜擢されました。2007年10月、羅幹の後任で中央政法委員会書記に就任し、江沢民の引退に伴い、政治局常務委員になりました。

 

報道によると周永康は、重慶市の元トップ、薄熙来から長年にわたり、歌手や女優、中央民族大学の女子大生などを提供されていました。密会のための住まいは、北京だけでも6カ所もありました。

 

北京の芸術家 楊偉東さん

「人間性だけでなく、体制の問題でもあるでしょう。この体制がこの種の人間を作り出し、不倫や権力を利用した金銭略奪の土壌を提供しています」

 

周永康には、薄熙来と共有した愛人もいました。「共有財産の愛人」と呼ばれる「民謡歌手の女王」湯燦です。中央の高官、特に軍部高官などを誘惑して重要な情報を得ては、2人の愛人に提供していました。

 

香港メディアによると、周永康の現在の妻は中央テレビの元記者ですが、彼女も去年の末に失脚した李東生に贈られた「性的賄賂」だったそうです。

 

李東生は中央テレビの記者やアナウンサーを利用して、中央の高官に取り入りましたが、女性も大部分が喜んで引き受けました。中央テレビは共産党高官の「後宮」だとの皮肉も聞かれます。

 

また周永康の側近だった李東生など、高官7人が現在調査を受けています。これについて専門家は、彼らと関係の深い、さらなる「大物」がまだ姿を現していない証拠だと分析しました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2014/01/14/atext1043166.html(中国語)

(翻訳/河合 ナレーター/水田 映像編集/工)

 

 

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