HOME > ニュースページ > 国際 > 詳細

米国人権報告 中国人権問題を指摘

2014年03月02日

【新唐人2014年3月2日ニュース】2月27日、アメリカ国務省が発表した2013年版の人権報告によると、世界の多くの地域では人権と基本的な自由が欠如しており、このことが地域情勢を不安定にし、国際社会の安定に対する脅威となっていると述べています。中国共産党のコントロール下にある中国では依然として人権問題が改善されず、北京当局は公民の政治権利を抑圧し続けていると指摘しています。

 

報告書では、2013年、全世界公民社会行動空間は縮小し続け、伝統メディアや言論の自由も圧力を受けたと述べています。中東では依然として民主改革の実現を目指す動きが持続しており、シリアでは3年間にわたる抗争の中で、14万の市民が命を落としています。

 

中国について、中国共産党がコントロールしている中国は集権国家であり、党の権力などが人権を圧迫していると報告。

 

また、中国当局は公共の権益を推進する団体や個人に対して、抑圧、脅迫を行なっています。敏感な政治問題に結びつく組織や個人は集会、信仰や行動の自由などにおいて、依然として制限を受けています。

 

この他にも、中国当局は強制的な消失、家族の軟禁を含む厳しい軟禁等の法律外の措置を採り、独立した考えを公にすることを阻止しています。

 

ケリー国務長官は、アメリカが毎年人権報告書を発表するのは、声を上げることが出来ない人を代弁し、彼らの基本的人権を勝ち取るためであると述べました。

 

米国務省ケリー長官

「米国は声を発し続けます。傲慢さや正当性の主張ではありません。人々が普遍的権利を勝ち取るために、我々は立ち上がり続けます」

 

新唐人テレビがお伝えしました。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2014/02/28/atext1071117.html(中国語)

 

(翻訳/赤平 ナレーター/水田 映像編集/工)

 

トップページへ