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弁護士らが相次ぎ建三江に赴く

2014年04月14日

【新唐人2014年4月14日付ニュース】中国黒竜江省建三江当局が人権派弁護士や一般市民を拘束し拷問を加えた事件で、3人の弁護士が6日に釈放されましたが、救出活動はまだ続いています。先日、遠くはなれた南部の広東省からも弁護士が建三江へ向かいましたが、警察によって飛行機から降ろされ、強制連行されました。警察からは、建三江へ行ってはならないと明確に言われたそうです。

 

4月9日から、またもや弁護士らが相次ぎ、拘束されている弁護士や一般市民15人を助けるために建三江へ出向きました。9日午後、広東省広州市の人権派弁護士、劉正清さんが飛行機で北京に向かいましたが、湖南省の長沙空港で警察に拉致されました。

 

広州市弁護士 劉正清さん

「建三江へ行くために長沙—北京往きのチケットを買いましたが、空港に入ったとたん工作員に連れていかれました」

 

劉弁護士は、そのまま高速鉄道で広州に連れ戻されたそうです。警官は駅で他の支持者らに会うのを避けるため、裏通路を通り、そのまま劉さんを自宅まで護送しました。

 

広州市弁護士 劉正清さん

「この種の行為はならず者同様です。後ろめたいので、恐れているのです。弁護士が真相を暴露するのを恐れているのです」

 

劉さんは、建三江には行けないので、拘束されている市民らが釈放されてから、法律の援助を行いたいと示しました。

 

この他、アムネスティ・インターナショナルは9日、声明を発表し、北京政府に建三江での弁護士拘束・殴打事件への徹底調査を求めました。

 

3月20日午後4時頃、王成(おうせい)、張俊傑(ちょうしゅんけつ)、江天勇(こうてんゆう)、唐吉田(とうきつでん)など4人の弁護士が、建三江の洗脳施設に出向き、監禁されて迫害を受けている法輪功学習者の釈放を求めたところ、翌日の21日に拘束されました。

 

事件が暴露されてから、多くの一般市民や弁護士らが建三江に出向き、当局に釈放を求めました。

 

29日早朝、当局は再度拘置所の前で夜通し抗議していた一般市民や弁護士17人を連行。うち、15人を拘束しました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/04/10/atext1099632.html (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)

 

 

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