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イスラエル副議長「善悪は神が見ている」

2014年05月14日

 【新唐人2014年5月14日】中国当局の法輪功学習者からの臓器狩りが国際社会で暴かれてから、イスラエルの国会のモーシェ・フェイグリン(Moshe Feiglin)副議長は、積極的に公聴会を開き、正義のために声を発しました。また、イスラエルは世界で初めて自国民が中国で臓器移植を受けるのを法律で禁止した国です。5月5日、アメリカ・ニューヨークを訪問した際、フェイグリン副議長は「神がすべてを見ており、世界の正義の力を集めて邪悪に対抗してほしい」と述べました。

 

イスラエル国会のモーシェ・フェイグリン副議長は、過去6年間ずっと中国共産党による生きた法輪功学習者からの臓器奪取について注目していました。副議長はイスラエル国会議員に対し、中国で起きているこの血なまぐさい出来事を紹介する会議を2度主催しました。

 

イスラエル国会 モーシェ・フェイグリン副議長

「これは系統的で恐ろしい、新たな邪悪です。前例がなく、我々の時代に発生しました。科学技術の発展を利用し、臓器移植を手助けするという名義で、政府主導で悪行を行っています。イスラエルではどんなことがあっても、こんな事を受け入れることは出来ません。一部のイスラエル人は経済制裁や、その他の問題を心配するかもしれませんが、イスラエルは道義の声を発すべきです」

 

イスラエルでは2008年、世界で最も早く、自国民が海外で臓器移植を受けることを法律で禁止しました。その後、オーストラリア、ベルギー、フランス、スペインなどの国が、中国へ臓器移植目的で旅行することを禁止する法律を制定しました。

 

5月5日、ニューヨークのユダヤ人コミュニティーで行われたフェイグリン副議長を歓迎するイベントで、「臓器の強制摘出に反対する医師会」(DAFOH)は副議長に対し、人権のために努力したことを感謝し、賞を贈りました。

 

「臓器の強制摘出に反対する医師会」(DAFOH) ダモン・ノト(Damon Noto)報道官

「イスラエル政府は人々が中国に行って、臓器をもらうのを阻止するために、大きな努力をしました。これらのことに患者は医療保険を使う事ができなくなり、医者にも中国での臓器移植を勧めないように激励しています。この人権悲劇を阻止するために、イスラエルは先頭を歩いています。他の国もイスラエルのようにしてほしいです」

 

去年、イスラエルでは3万人が署名した請願書を国連人権理事会に提出しており、この中には各政党議員の署名も含まれています。

 

イスラエル国会 モーシェ・フェイグリン副議長

「私は人間性の正義の一面が団結し、この邪悪に対抗できることを望みまする中国政府に言いたいことは、この世にいるのは彼らだけではなく、神がすべてを管理しているのです。行ないは全て神が見ており、善悪は明らかです。人は動物ではないので、殺して臓器を売ることは出来ません。人は神の一面を持っています。今の行為は容認できないものです。中国指導者として存在したいのなら、人間の基本を学ぶ必要があります」

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2014/05/07/atext1108071.html(中国語)

(翻訳/赤平 ナレーター/村上 映像編集/工)

 

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