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サッカーW杯における中共の悲惨な歴史

2014年06月13日

【新唐人2014年6月13日】中国では大学受験が終わり、ブラジルのサッカーW杯も始まりました。高校3年生の男子生徒にとっては二重の喜びでしょう。本日は中国サッカーについてお話ししましょう。

 

中共はスポーツを特に重視していますが、太平を粉飾し「統一戦線」を行うためです。中共はスポーツ領域において、「プロ化した人海戦術」を行っており、国、省、市の各レベルにスポーツチームがあり、国の給料で「スポーツ」を遊んでいるのです。卓球、バスケットボール、サッカー、バレーボール、体操などがそうです。なぜ「遊ぶ」と言うのでしょうか。外国では本業ではなく「遊ぶ」感覚で、プロの選手はごくわずかです。

 

一方 中共は「人海戦術」を利用して、数十万人の中から1〜2人のエリートを選び、外国の「アマチュア」選手と対決させるので、勝つのはわりと簡単です。しかしサッカーだけは悲惨です。アジアの一流から二流へ、三流へと下落し、今はカンボジアとほぼ同レベルです。この歴史を見てみましょう。

 

2002年日韓ワールドカップで、日本と韓国は主催者のため、予選免除で決勝戦進出しました。このおかげで中国は対決相手がなくなり、やっと決勝進出を果たしました。江沢民も調子に乗り、大金をはたいて愛人「宋祖英」を韓国に送り、「好日子(良い日)」を歌わせましたが、これは不吉の始まりでした。

 

最初の試合は中国VSブラジル、中国のファンはテレビの前で試合を見つめながら、引き分けさえすればいいと思っていました。小さな奇跡の出現すら期待していました。しかし試合の前半戦で、3—0でフラジルに負け、後半戦ではブラジルの主力選手が、出場しなかったにもかかわらず、また1発食らいました。中国はこのW杯で1点も得点できず、「良い日」などどこにもありませんでした。

 

2004年 アジアカップが中国で開催されましたが、この時の中国国家チームは10年来最強のチームでした。さらに運がよかったのは、中国が10年も恐れ続けていた韓国チームがついにイランにやられたのでした。「今回こそ優勝の可能性あるかも」と、皆 秘かに笑みを浮かべましたが、結果的に決勝戦で1—3で日本にやられました。

 

これより、中国サッカーはアジアの一流から二流へと下落し、現在は三流にまで落ちこぼれました。W杯の決勝進出など、夢のまた夢です。サッカーファンの間ではある笑い話が伝わっています。神様が中国のサッカーファンの願いを1つ聞いてくれると言うので、ファンが世界の平和を望んだところ、神様は「難しすぎる」と答えました。ファンがまた聞きます。「では 中国のW杯優勝は?」「やはり世界の平和を考えよう」と神様が言ったそうです。

 

2007年のアジアカップで、中国は初めて予選の勝ち抜きもできないまま完敗、サダムを失ったばかりのイランが返って優勝を遂げました。これはまるで奇跡です。2011年のアジアカップでも完全にアジア三流に成り下がり、決勝進出もできないまま帰国しました。

 

中国国家チームの悲惨な歴史はこれだけではありません。「韓国恐怖症」は言うまでもありません。2012年 0−8でブラジルに惨敗し、2013年には主催者として1−5でタイに負けました。恥ずかしくないですかね。

 

中国のサッカーがだめなのはいったいなぜでしょうか?11人がグランドで競うのは技術、戦術、体力であり、国民素質の縮図でもあります。「人海戦術」で無茶をしても無駄で、レッドカードを食らうだけです。中共「党文化」の下、サッカー業界で見られる裏口、コネ、不正審判、賄賂などの現象は正に中国社会の縮図なのです。この状況下でサッカーは進歩できません。出場者の選抜からすでに間違っているのです。中国サッカーが飛躍を遂げたいのなら、コーチを変えても、改革しても無駄で、サッカー協会を変えても無駄です。イラクのように「中共」を倒し、文化を変えるしかないのです。皆が試してみればいいのです。

 

本日のマイクロニュースはここまで。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/06/09/atext1115147.html (中国語)

(翻訳/坂本 映像編集/李)

 

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