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ロイター社 香港「青関会」の妨害行為を報道 

2014年07月12日

【新唐人2014年7月12日】中国国務院が6月に発表した『白書』が香港人の怒りを買い、数十万人が街頭に集結しました。毎年恒例となっている7月1日のデモで人々は、中国共産党が香港の自治と核心価値を破壊しようとしていると、怒りをあらわにしました。先日、ロイター社も香港駐在記者のレポートを通じて、中共が長い間、いかに香港の自由と民主を侵食しているのかを報道しました。

 

香港でよく行われる街頭での抗議は、通常民間および民主派の団体と政党が理性的に訴えを表現する一つの方法です。

 

2012年、「香港青年関愛協会」というものが突然現れました。この協会は「中央政府駐香港連絡弁公室(中聯弁)の洪偉成元主席が作った組織で、香港人が良く知らない方法で、民間の限りある発言の場を奪いはじめました。

 

ロイター社 グレグ・トロード記者

「彼らは北京が好まない声を消したいのです。例えば法輪功の精神運動。彼らの民間の抗議への干渉は常軌を逸しています。足を止めて、彼らをよく観察してみると、これらの『親北京団体』は自分の横断幕を法輪功の横断幕の前で広げ、拡声器を使って、サイレンのような騒音を流すのです。この様な振る舞いは、香港の正常な街頭抗議とは言えないのです」

 

ロイター社は先日、『香港精神の争奪バトル』というタイトルの報道の中で、中国国家安全部の職員が頻繁に香港に出入りしており、彼らは高価な贈り物を携え、香港の記者、弁護士、ビジネスマン、学者、政治家など、ありとあらゆる業界を訪ね、情報を探っていると暴露しました。

 

亡命法学者 袁紅冰さん

「ある友人が言っていました。現在香港にいる中共スパイは北京よりも多く、この種のスパイの統治を通じて、徐々に香港の自由と民主を扼殺しようとしているのです」

 

利用価値のあると見込んだ者への丸め込み、当局に従わない者に対する暴力。背後で行われる中国当局の闇取引は目に見えませんが、毎日街頭で繰り広げられている香港の自由と民主への暴力的な挑戦は目にすることが出来ます。

 

香港市民

「あなたたち『青年関愛協会』は目に余る」

 

「人には言論の自由がある、もし共産党が正しければ、なんでこんな事をする?」

 

「『青年関愛協会』は消えろ」

 

香港人の中国共産党に対する怒りは人権、法治、政治、民生など多くの方面から来ています。

 

亡命法学者 袁紅冰さん

「香港人がますます目覚めてきているので、中共は香港の白書を通じて、明確な意思表示をしたのです。つまり 香港の自由と民主を中共の暴政で、コントロールする事です」

 

抑圧と反発、この二つの力が香港で対抗し、今年、沸点に達しました。

 

ロイター社 グレグ・トロード記者

「今年は香港にとって重要な一年です。香港の自由、民主改革及び香港と中国の関係などにおいて」

 

新唐人テレビがお伝えしました。                                                                                       

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/07/05/a1120959.html (中国語) 

(翻訳/赤平 ナレーター/村上 映像編集/李)

 

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