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【禁聞】周永康の罪「銃殺刑でも軽すぎる」

2014年08月05日

【新唐人2014年8月5日】前政治局常務委員の周永康粛清のニュースが報道されると、市民の間には歓喜の輪が広がり、花火や爆竹で祝う動きさえ見られました。各界からは周永康の死刑を求める声も上がっています。ある市民は、周永康の罪の大きさを考えると、銃殺刑でも軽すぎると語りました。

 

立ち退きの被害に遭った北京の人権活動家、王玲さんは、長年陳情してきましたが、何の成果もなく、逆に拘留・殴打などの迫害に遭いました。彼女は周永康の罪を考えると、銃殺刑でも軽すぎると語ります。

 

北京の人権活動家 王玲さん

「彼は数多くの無実の人権活動家を殺しました。特に法輪功の臓器狩りは何があろうと許せません。彼は人間ではなく悪魔です銃殺刑でも軽すぎます」

 

王玲さんによると、周永康は人権活動家の曹順利さんを迫害で殺したほか、人権派弁護士の高智晟氏を捕らえ、目の不自由な人権活動家、陳光誠氏を弾圧しました。王玲さんは、迫害に用いられた予算は軍事費を超えるとも指摘しました。

 

周永康は2002年に公安部と政法委員会のトップを兼任してからの10年間、公安・検察・司法・情報機関・武装警察などを利用し、安定維持の名目で市民を監視あるいは逮捕して、数え切れない冤罪を作り出してきました。中国の「安定維持」の予算は2012年、すでに7000億元以上に達し、軍事費を超えました。

 

この10年間、中国の刑事事件は毎年、17パーセントから22パーセントの幅で増え続けました。公安・司法は完全に独立性を失っています。公安部門は、特殊警察・武装警察・銃・装甲車で直接、民衆を弾圧しており、最も罪深く腐敗した部門だと庶民に見られています。

 

山東大学 孫文広前教授

「公安部門が行った悪事に対し、トップの周永康が責任を取るべきです。人権侵害、不法な逮捕、判決や発砲による弾圧など調査せねばなりません。人道に反する罪にもなり得ます」

 

大陸メディアによると、周永康の息子、周濱は四川省で様々な事業を展開していましたが、水力発電所のプロジェクトは、闇組織のボスの劉漢と進めていました。

 

ロイター通信によると、周永康の事件の調査中、少なくとも周家の資産900億元が没収され、周永康の親戚や腹心など300人以上が取り調べを受けました。

 

共産党の元総書記、江沢民を告訴したため、ひそかに5年の懲役刑を下された香港の法輪功学習者、朱柯明さんは、周永康の最大の罪は、1000億近い蓄財や前妻の殺害などではなく、江沢民のジェノサイド政策、法輪功迫害を実行したことだと語ります。

 

香港・法輪功学習者 朱柯明さん

「数知れぬ法輪功学習者が殺されたり家族と別れたり、行き場を失ったりしました。多くの学習者が違法に収監されました。臓器狩りに遭った者もいます。すべて周永康の計画と指示で行われました」

 

江沢民一派が1999年7月から、法輪功に対して、「殺しても罪を問わない、自殺として処理する」「身元は調べず、直接火葬せよ」というジェノサイド政策を始めました。その政策を実行した周永康は、無数の善良な市民の血にまみれながら出世を果たしたのです。

 

アメリカ「明慧ネット」の資料によると、周永康が公安部長に就任してわずか3年の間に、迫害で死亡した法輪功学習者の数が700人から2940人に急増しました。調査によると、2006年4月、大陸の300あまりの労働教養所には、数十万人の法輪功学習者が拘束されていました。

 

このほか、軍隊・政法委員会・武装警察などの国の機関は、周永康と江沢民の指示の下、生きている法輪功学習者から臓器を奪う「臓器狩り」に関わっていたとされます。調査組織は、少なくとも4万以上の出所が分からない移植用臓器は、恐らく法輪功学習者のものだろうと分析しています。

 

近年、周永康や江沢民などは、アメリカ・フランス・オーストラリア・スペインなど30か国以上で、「人道に対する罪」と「ジェノサイドの罪」で法輪功学習者によって告訴されています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/08/02/a1127431.html(中国語)

(翻訳/河合 ナレーター/水田 映像編集/尹)

 

 

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