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高校の国防訓練で衝突 生徒が抗議デモ

2014年08月30日

【新唐人2014年8月30日】先日、湖南省竜山(りゅうざん)県の高校で起きた国防訓練の際の衝突は、まだ余波が収まりません。生徒たちは、当局の発表は事実を曲げているとして、8月27日、抗議デモを行いました。

 

湖南省竜山県の皇倉中学校で8月24日、国防訓練の際、教官が生徒・教師に暴力を振るい、40人以上が負傷しました。当局は26日、事件の原因は教師の不適切な発言にあり、生徒の負傷も自業自得だとする内容を発表し、教官がお酒に酔って暴力を振るったことに触れませんでした。これに不満を持った生徒たちは27日午後、抗議デモを行いました。

 

警察の調べによると、当時、教官28人がビール16本などお酒を飲んでいましたが、当局はそれについて、まったく触れていません。

 

皇倉中学校の生徒

「教官の過ちです。お酒を飲んで、私たちに体罰をしました。(29日)警察が学校や病院に来て、調べています。これ以上言えません」

 

「ラジオ・フリー・アジア」は生徒の話として、「教官には後ろ盾がいるが、学校の先生にはいなかったので、政府は不公平な事件の処理をした」と報道しました。

 

現在、ネットにある、事件に関する書き込みはすべて削除されています。当局の言い分しか残っていません。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/08/29/a1134149.html(中国語)

(翻訳/河合 ナレーター/村上 映像編集/李)

 

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