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習近平遺言状説の真偽 出所は?

2014年09月01日

【新唐人2014年9月1日】日本のメディアが「江沢民が8月上旬に緊急入院」と報道しました。江沢民の死亡ニュースは今回が初めてではありません。2011年7月6日、香港テレビが未確認のまま、「江沢民死亡」のニュースを流しました。

 

香港TV

「中央軍委員会主席江沢民が病死しました。享年84歳でした」

 

2012年には江沢民が植物人間になったと伝えられました。これらの情報からわかるように、中共の内紛が熾烈になる度に江沢民の死亡ニュースが伝わるのです。中共は今 またこの時期を迎えており、「江沢民が死亡」してもおかしくはないのです。最近中共党内から出されている「死亡」警告は江沢民だけでなく、習近平に対しても行われています。

 

ネットには習近平が6回暗殺に遭い、遺言状まで書いてあると伝わっています。習近平の死後は李克強、張德江など5人が臨時指導部になるとあります。習近平側がこんな情報を流すのはあり得ないでしょう。明らかに習近平の死を望む敵対勢力が流した情報なのです。となると「江沢民危篤説」は「習近平遺言状説」への反撃措置なのかもしれません。

 

ただ今の中共は本当に江沢民が死んでほしいのでしょう。江沢民の法輪功弾圧が失敗したため、中共は釈明ができないからです。江は1999年「法輪功を3か月で消滅する」と豪語しました。15年が過ぎました。中共は法輪功を相手に「絶滅戦」「堅塁攻略戦」を行い、2013年には2年間の「決戦」を発動しました。結果 法輪功は世界に知れ渡り、中共も世界に知れ渡りました。酷刑、ジェノサイド、臓器狩りなどが世界に知れ渡るようになりました。

 

中共は現在国力を消耗してまで、すでに失敗したこの戦争を続けるしかありません。2008年に十兆元の景気刺激策を打ち出してから、中共は経済面で自殺の道を歩むことで、表面上の繁栄を維持し続けています。それでも国家安全局やスパイ、政法委員会、大使館、メディアなどの迫害道具への輸血を止めることはできないのです。

 

中共は今 文革末期と同じ状況に置かれています。経済上でも政治上でも崩壊の臨界点に達しています。中共はこの失敗した戦争を止めたいと思っています。しかし どのように?江沢民に早く死んでほしいのです。これは中共が文革を終了させた時と同じで、毛沢東が死んでからその夫人を逮捕し、文革を終わらせたのです。今の中共にはすでに歴代の総書記を「打倒」する力がありません。江沢民の死こそが中共の「希望」なのです。

 

江沢民が死ぬと法輪功迫害の罪を問う元凶がいなくなるので、中共は責任逃れができるのです。2013年からは迫害証拠を消し続けています。強制労働収容制度が廃止になり、馬三家労働所の罪悪が覆い隠されました。臓器狩りの元凶周永康、薄熙来が逮捕され、被告がいなくなりました。迫害責任者が「汚職腐敗」の罪名で処分されると証拠も証人もなくなるのです。

 

文革時の「名誉回復」も同じ手法でした。全国3000万人の造反派が厳罰を受け、北京の警察だけでも700人以上が秘密処刑されましたが、家族には「殉職」としか知らされていません。

 

人権立国が文明のシンボルとなっている今日、このような事の再発を許していいのでしょうか。許してはなりません。中共の人権犯罪者はナチス同様の審判を受けるべきで、また中共が崩壊してこそ 文革や法輪功迫害のような悲劇の再発を防げます。迫害に参与した人には迫害証拠を提出し、罪を償うよう勧告します。これは自分自身を救うためでもあります。

 

本日のマイクロニュースはここまで。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/09/01/a1134738.html (中国語)

(翻訳/坂本 映像編集/李)

 

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