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【禁聞】ハルビンのガチョウからH5N6型鳥インフル

2014年09月05日

【禁聞】ハルビンのガチョウからH5N6型鳥インフル

 

【新唐人2014年9月5日】中国黒竜江省ハルビン市の飼育場で8月28日、死んだガチョウから鳥インフルエンザH5N6型ウイルスが検出されました。

 

およそ2万羽が感染され、うち1万8000羽が大量死していますが、当局は9月1日になって、ようやく発表しました。

 

ラジオ・フリー・アジアによると、地元の養鶏業者はガチョウの鳥インフル感染を知らないばかりか、養鶏場の検査の強化などに関する知らせもないとのことです。

 

ハルビン市民、徐さんも鳥インフルの発生はもちろん、当局の隠蔽も知らなかったと話しました。地元では防疫措置が取られておらず、庶民の命を軽視する当局を徐さんは強く非難しました。

 

今年5月、四川省南充(なんじゅう)市の養鶏場でもH5N6型ウイルスが検出され、感染した49歳の男性が死亡。このウイルスによる世界初の死亡例となりました。

 

香港学生授業ボイコット 金融街占拠続く

 

北京当局が香港の民主派の立候補の道を閉ざす決定を下したことで、香港では抗議活動が続いています。

 

香港「アップルデイリー」によると、香港最大の学生組織「香港専上学生聯合」は香港の11の大学に授業のボイコットを呼びかけています。

 

報道によると、「学生聯合」は22日から1週間、授業をボイコットし、公共の場所で抗議集会を予定しています。

 

香港浸会大学(しんかいだいがく)の助教授、黄偉国(こう いこく)さんによると、学生の授業ボイコットを支持する学者40人とすでに連絡済みで、集会会場で授業を行なう予定だそうです。

 

このほか、「金融街占拠運動」の発起人の1人、戴耀廷(たい ようてい)さんも、全人代の決定1つで「金融街占拠運動」を取りやめるつもりはないと示し、香港経済に影響を与えない日を選んで行なう予定だと述べました。

 

香港の普通選挙 北京の「愚かな決定」

 

国際メディアも香港の普通選挙に対する北京の決定を批判しています。9月3日、イギリスの新聞「ガーディアン」は社説を発表し、北京当局が香港市民に真の普通選挙の権利を与えないのは「愚かな決定」であると批判しました。

 

「ガーディアン」は、北京の決定は「臆病と愚かさ」をあらわし、実際には「自分が作った棍棒で自分を殴っている」。北京の決定によって、香港警察は大勢の中産階級や若者と衝突を起こすことになり、抗議活動を鎮圧で抑えたとしても、最良の結果は憤りと沈黙に過ぎないと報じています。

 

また、中共のやり方は必ず香港経済にダメージを与えるとも指摘しています。なぜなら、企業や投資家は不安定な情勢を恐れるからです。同時に、北京は台湾に対しても間違ったシグナルを発しているとも指摘しています。「一国二制度」の崩壊を見せつけたからです。このほか、北京のやり方はイギリスをも無視し、1997年香港返還時に交わした約束を破りました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/09/04/a1135600.html (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/佐藤 映像編集/李)

 

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