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インドネシア版“ミステリーサークル”が出現

2011年01月25日
インドネシア版“ミステリーサークル”が出現

【新唐人日本2011年1月26日付ニュース】インドネシアのある田んぼに、最近、大型の不可思議な幾何学模様が出現。英国の有名なミステリーサークルを彷彿とさせ、様々な憶測を呼んでいる。

 
インドネシア・ジョグジャカルタ特別州のスレマン県のある村の田んぼに23日、突如、ミステリーサークルのような神秘的現象が出現。地元の村人は田んぼの中で、倒れた稲株と無傷の稲株によって、複雑な幾何学模様ができているのを発見した。
 
このデザインは全体としては円形を呈し、直径は約70メートル、内部は円形や、扇形、三角形などの幾何学模様が組み合わさっている。目下、原因は不明だ。
 
謎のサークルの出現は、多くの野次馬を呼んだほか、インドネシアメディアも広く報道している。インドネシア空軍は、ヘリコプターを派遣し、空中から撮影。目下、警察も調査に介入しているという。
 
このミステリーサークルに、インドネシア市民は熱い論議を交わしている。これはUFOが落ちた後の痕跡だとか、宇宙人あるいはその他の超自然的パワーによるものだとか、誰かがわざとこっそり作った作品だとか、憶測が尽きることはない。
 
さらにネットでは“2012年に、世界の末日がやってくることを信じろということか”との声も上がった。
 
この謎めいたサークルは宇宙人の仕業なのか。インドネシア天文研究機構は、態度を保留している。
 
インドネシア国家航空宇宙局・天文学主席研究員のThomas Djamaluddin氏によると、当局は、これは人為的なもので、超自然現象だとは見ていないという。宇宙人の仕業だとも考えていないので、職員を派遣して調査する予定はないそうだ。
 
インドネシアの有名な天文学者で、ボスカ天文台(Bosscha Observatorium)の元主任、Moedji Raharto氏は、“もしこれがUFOあるいは宇宙人の仕業なら、彼らは100%、ある種の痕跡を残す。その種の痕跡から、ミステリーサークルの原因究明が始められる”“土壌の科学成分がおそらくこの種の原因を招いたのだろう”と語る。
 
つまり土壌成分の分析結果で、この現象が宇宙人の仕業かを判断できると指摘した。
上のリンクをクリックすると、このニュースの中国語版が見られます。

 

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