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「メイド・イン・チャイナ背後の血と涙」

2014年09月26日

 

 

【新唐人2014年9月26日】9月11日から21日まで行われた第5回ロサンゼルス真相映画フェスティバルでは、イギリスから出展した映画「メイド・イン・チャイナの血と涙」が最優秀作品に輝きました。映画は中国の強制労働収容所での強制労働と非人道的な迫害を暴露しています。

 

2012年12月、アメリカ人女性が購入したハロウィングッズの中から、中国の馬三家労働収容所からのSOS手紙が発見されました。手紙には、数千人が長時間の強制労働や拷問をうけていると書かれています。特に法輪功学者に対する非人道的な虐待は、観客に大きなショックを与えました。

 

映画プロデューサー Angela Godfrey-Goldsteinさん

「このことを知って心が痛いです。感性豊かでインパクトのある映画です。泣きたい気持ちです」

 

ジェニファー・ゼンさんは法輪功の修煉を放棄しなかったため、2000年から2001年の間、北京女子労働教養所で迫害を受けていました。毎日15時間から16時間の強制労働を強いられ、ネスレのウサギのぬいぐるみを作っていました。

 

ジェニファー・ゼンさん

「映画で再現できるのは現実の氷山の一角です。北京の労働教養所でのノルマは割り箸を1万本詰めることでした。1人で1日に1万本です」

 

中国の労働収容所で、法輪功学習者らは特別な扱いを受けます。奴隷のような強制労働の他に、強制的に臓器を摘出されることもあり、観客らはさらに驚きます。

 

映画プロデューサー Angela Godfrey-Goldsteinさん

「憤りを感じました。これらの店の前で抗議し、不買運動を呼びかけたいです。これらの商品には人の血が付いており、人々は強制労働で死亡、或いは臓器のために殺されているのです」

 

中国の強制労働収容所の劣悪な環境の中で製造された製品は、健康に危害を及ぼすばかりでなく、不公平な価格競争で多くの会社を倒産に追い込んでいます。強制労働を経験したゼンさんはこう述べます。

 

ジェニファー・ゼンさん

「いわゆる経済発展を目にしていますが、多くの金は強制労働から来ており、法輪功学習者を殺害して、その臓器を売った金です。1人を殺すと50万ドル儲かるそうです。データでは(法輪功学習者)数万人が殺されたとありますが、実際の数字は分かりません」

 

今年のロサンゼルスの真相映画フェスティバルには世界60カ国から1400部の作品が出展。最終的に107部の映画が入賞しました。映画フェスティバルの主席は、「メイド・イン・チャイナの血と涙」の観賞後、こう述べます。

 

ロサンゼルス真相映画祭 Skye Kelly主席

「自分が買った商品に注意を払い、誰と貿易するか自分で選択すべきです」

通常の映画祭と違い、真相映画フェスティバルに出展する作品は、世界で起きている様々な問題に焦点をあて、人々の問題意識を呼び起こしています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/09/23/a1140491.html (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/水田 映像編集/李)

 

 

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