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トロント大学「中共ハッカー 海外人権団体を攻撃」

2014年11月19日

 

【新唐人2014年11月19日】カナダのトロント大学の公民研究室が4年の歳月をかけて10の団体が提供したデータを調査・研究し、その結果を発表しました。報告書は、中共のハッカーが中国の人権に関心を持つ海外の人権団体を攻撃していると指摘しています。

 

カナダ法輪大法学会報道官 戴宮宇さん

「海外の法輪功学習者は常に悪意のあるウィルス攻撃を受けています。例を挙げると ある世話人の電子メールが盗用され、法輪功関連の活動のメールを出します。実際にはウィルスが添付されたメールが、他の学習者に送信されます」

 

トロント大学公民研究室は先日報告書を発表し、中共のハッカーがカナダの中国人権に関心を持つ人権団体や人権活動家を攻撃していると指摘しました。これらの団体は資金不足などの原因でハッキングに対処できないため、さらなるリスクに直面しているといいます。

 

報告書は、チベット人、ウイグル人や法輪功などに対するマルウェアによる攻撃は2002年頃から始まっていると指摘しています。

 

実際、中国の中央テレビは2011年7月17日の軍事技術番組の中で、中共解放軍電子工程学院が研究開発したネット攻撃システムを利用して北米にある法輪功の公式サイトを攻撃したことに触れています。また、中共公安部門も法輪功のサイトを攻撃した事があります。

 

カナダ法輪大法学会報道官 戴宮宇さん

「中共の法輪功学習者に対するこの種のハッキングは迫害を海外にまで拡大した証で、海外の学習者に脅威をもたらしています。我々はずっとカナダ政府に報告しています」

 

カナダ人権弁護士 デビッド・マタス氏

「人々が直面しているのは私利私欲の為に中国を統制する中国共産党です。彼らは大規模殺人をする殺人鬼です。コンピューター犯罪を手がけるのは想定外のことではありません」

 

今年7月、カナダ政府は中共のハッカーがカナダ国立研究機構NRCのシステムに侵入し、情報を窃取したと非難しました。ハーパー首相も先日習近平主席との會談の際、ネットスパイの問題に言及しました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/11/15/a1154178.html(中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/尹)

 

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