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国営化学工場で有毒ガス漏えい 村民40人が倒れる

2014年12月31日

 

【新唐人2014年12月31日】貴州省桐梓県(とうしけん)の国営化学工場で23日、有毒ガスが漏えいし、付近の村に住む村民40人が倒れました。付近の小学校では生徒が鼻血を流しました。

 

ラジオ・フリー・アジアによると、事故発生後、地元政府は病院に村民らが有毒ガスを吸い込んで倒れたことを伏せるよう要求しました。一方、化学工場は依然として悪臭のひどい有毒ガスを排出し続けているそうです。

 

報道によると、国営企業「桐梓石炭化学工場」は長期にわたって有毒ガスを排出しているため、周辺の村では農作物や樹木が枯れ、家畜が死亡するなど、甚大な被害を受けています。さらには、今年8月から11月にかけて、近隣の村民7人が相次ぎガンで死亡しています。

 

労働者権益保護活動家 襲撃され負傷

 

広東省の労働者権益を守る民間団体「番禺打工族服務部」の主任、曾飛洋(そうひよう)さんが26日、事務所で何者かに襲われ、負傷しました。27日、中国の労働者組合業界は声明を発表し、労働者権益保護活動家を襲撃した暴力行為を譴責する署名運動を展開しました。3日間で22の労働者組合NGOと1380人余りが署名しました。

 

今回襲われた曾飛洋さんは先日、広東省の靴メーカー「利得」の労働者権益を守るために声を発しました。襲撃される前には、警察に自由を制限され、脅迫を受けたこともありました。

 

女性陳情者 裸で派出所から追い出される

 

27日、河北省の陳情者、曹紅(そうこう)さんは、勾留期間の満了を迎えましたが、派出所から裸で追い出されました。

 

ラジオ・フリー・アジアによると、曹さんは2011年、地元秦皇島市(しんこうとうし)で盲腸の切除手術を受けましたが、医者が体内にガーゼを残したまま縫合してしまいました。このことで何度も地元衛生局に抗議し、病院にはガーゼを取り除く手術を要求したものの、取り合ってもらえませんでした。

 

12月16日、再度衛生局に抗議した際、派出所に強制連行され、10日間勾留されました。

 

27日、曹さんは不当な勾留に抗議し、派出所から離れるのを拒否しました。結果、警察は裸の曹さんを留置所から担ぎ出しました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/12/30/a1164921.html (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/水田 映像編集/李)

 

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