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中国難病患者大半が治療放棄

2011年03月04日

【新唐人日本20113月5日付ニュース】中国では、治療法が確立されていない難病の患者が1680万人に達しています。そのうちわずか1%の病気にしか有効な治療薬がないうえ、これらの薬は高価なので、治療をあきらめる患者が尽きません。

 
報道によると、治療法が確立していない難病は確認されただけで5000~6000種類におよび、人類の病気の1割を占めます。難病の8割は、遺伝性で、そのうち5割は出生時、あるいは幼児期に発病します。
 
難病患者の救済に当たる常さんは、彼らの窮状を訴えます。
中華慈善総会罕見病救助弁公室 常さん
「いまだに病名すらつかない病気もあります。診断を確定できません。特殊な方々で、数は多くなく、大半は遺伝子が原因です」
 
このような病気に対し有効な薬はわずか1%。大半は高価なので、民間からの寄付に頼っています。
 
中華慈善總會罕見病救助辦公室 常さん
「この種の薬は高価なので、多くの家庭は買えません。最後 治療を放棄します。中国ではこれらの薬は未開発です。コストがかかるからです」
 
筋肉が委縮する病気のある、17歳の子の父親は、すでに治療を放棄しました。せめて、生活の補助だけでもほしいと政府に訴えます。
 
安徽省農民 劉さん
「医者は20歳までの命だと宣告しました。医療費が多額です。私の子は介助が必要なので、生活費だけでも助けてほしいです」
 
中国政府は、難病の患者数を発表していませんが、おそらく中国では1680万人が難病で苦しんでいるとみられています。
 
新唐人テレビがお伝えしました。
http://ntdtv.com/xtr/b5/2011/03/04/a499936.html.-中國罕見病藥昂貴多數放棄治療.html#video

 

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