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薬物に侵された清華大学の才女 非業の死を遂げる

2015年02月27日

【新唐人2015年2月27日】中国の旧正月の前夜、山東省萊陽(らいよう)市中荊鎮(ちゅうけいちん)のある井戸から、顔が紫色に変色し、頭部に傷のある遺体が発見されました。清華大学の元学生の柳志梅(りゅう しばい)さんです。柳さんは法輪功を修煉していたため、2001年に強制的に休学させられ、無実の罪で投獄されたあと、長期にわたり、薬物注射や暴力による虐待を受けていました。

 

35歳だった柳さんは、長期にわたり薬物を注射されていたため、実際の年齢を忘れ、生前、「自分は21歳だ」と話していました。

 

21歳というのは、柳さんが投獄される前の年齢です。当時、清華大学の化学工業学科を専攻し、大学2年に進級したばかりでしたが、法輪功を修煉していたために、強制的に休学させられました。

 

清華大学同級生 李豔芳さん

「当時は純真で元気かつ聡明な少女でした。法輪功の修煉は間違っていないと楽観的でした。とても芯が強く優秀な子です。清華大学の入学試験で山東省トップでした」

 

2001年、柳さんは法輪功の真相を伝えていたために、北京市の警察に捕まり、拷問を受けました。結果、頭が変形し、歩行が困難になり、胸も激しく殴打されて傷を負いました。また、「ほかの法輪功学習者の情報を言わなければ、身ぐるみはがす」とも脅されました。

 

2002年、22歳の柳さんは12年の刑を言い渡され、山東女子刑務所に収監されました。2002年から、刑務所で服薬や注射を強要されましたが、薬物にはクロザピンやスルピリドなど7種類が含まれます。

 

そして1年後の2003年、柳さんに精神異常が現れ始めました。しょっちゅう泣き叫びながら服薬や注射を拒みました。2008年、釈放の3日前にも注射をされた結果、帰宅してから数日後に手足がけいれんし、物を覚えられないなどの症状が出ました。

 

楊景端 医師

「薬物の重い副作用でしょう。精神や肉体の異常は完全に薬物迫害によるものです」

 

柳さんの母親は、変わり果てた娘の姿を見て、大きな衝撃を受け、柳さんが釈放されてから3か月後に死亡しました。柳さんは精神に異常をきたしてから、しばしば「私はまだ生きている」とつぶやいていました。ある日、古い家の壁に、「清華大学」の4文字を記しました。

 

1999年以前、清華大学にはかつて法輪功の煉功場所が9つありました。当時、多くの秀才が法輪功を修煉していたのです。しかし、1999年の迫害開始以降、確認できただけでも清華大学の学生32人が法輪功を修煉していたために投獄されました。その多くが拷問により死亡しました。

 

井戸で遺体となって発見された柳さんについて、死因はまだ判明していません。しかし、もしも中共の迫害がなければ、この清華大学の才女の運命は、まったく違っていたことだけは間違いありません。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/02/26/a1180250.html(中国語)

(翻訳/河合 ナレーター/水田 映像編集/李)

 

 

 

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