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全人代期間中 各地で悪質事件頻発

2015年03月14日

【新唐人2015年03月14日】北京では5日から、年に一度の中国共産党全国人民代表大会が開かれていますが、この期間中、各地では拉致や切りつけなどの悪質事件が頻発しています。

 

大陸メディアによると、12日、雲南省昆明医科大学海源学院の学生が刃物をもって教室に押し入り、学生6人を刺しました。1人が死亡し5人が負傷。地元警察はこの学生はうつ病を患っていたと伝えています。

 

11日、安徽省六安市では男が2本の銃を持って、市民16人を人質にとり、警察と8時間対峙しました。

 

同じ日、山東省の臨沂(りんぎ)空港では、刃物を持った男が人を刺す事件がありました。

 

大陸の人権活動家は、当局は毎年全人代の開催期間中、陳情者や人権活動家を大量に逮捕し、言論の自由を抑圧しているため、民衆の鬱憤がたまっており、これらの事件は鬱憤の爆発であると述べます。

 

蘇州市人権活動家 戈覺平さん

「『両会』になると、庶民を監視し、抑圧しています。皆見ており、不満が募っています。最終的には爆発します」

 

広州市人権活動家 郭建和さん

「当局が法に則っていれば、恨みも募りません。体制が問題であります。上から下まで、人を尊重しないし、包容力などもないので、どんなことでもします。信仰がないのが主な問題です」

 

10日、北京発香港行きの香港航空の航空便が離陸したあと、機内に爆弾が仕掛けられている可能性があるとの地上からの連絡を受け、やむなく武漢の天河国際空港に緊急着陸しました。

 

6日、広東省広州駅ではウイグル族と見られる男2人による切りつけ事件がありました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/03/11/a1183498.html (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/佐藤 映像編集/李)

 

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