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中共元副大臣が移植の闇を暴露 専門家の反応は?

2015年03月20日

【新唐人2015年03月20日】科学技術界で最も影響力がある十大人物の1人とされる、医学専門家のアーサー・カプラン教授は、先日、中共衛生部の元副大臣が臓器移植のヤミを明かしたことを受けて、国際社会にさらなる真相究明を呼びかけました。

 

衛生部の元副大臣、黄潔夫(こう けつふ)氏は先日、香港メディアの取材に対して、中国の臓器移植界の乱れを認めました。これについて、世界的な医学専門家、アーサー・カプラン教授は世界が関心を持つよう呼びかけます。

 

アーサー・カプラン教授 NY大学ランゴン医療センター医療倫理部長

「中共が臓器狩りをやめるのを目にするまで、米国は中国とのプロジェクトをやめるべきです。中共はドナー制度を確立し、違法な臓器転売行為を禁じるべきです。国際組織の実証も必要でしょう」

 

Q 中国全土で臓器移植を待つ人は?

A 死刑は国家の秘密ですから

 

黄潔夫元副大臣は、臓器を提供する死刑囚について国家機密だと述べました。一方のカプラン教授は、中共は必要に応じて人を殺すと言います。

 

アーサー・カプラン教授

「中国ではドナーが足りないので、臓器は死刑囚から奪われています。彼らには選択の権利がなく、無理やりドナーにされます。臓器のために殺される者もいます。死刑囚はどんな人たちでしょう。それは良心の囚人です。中共は知られたくないはずです」

 

これまで10年間以上、当局は死刑囚からの臓器利用をひたすら隠してきました。しかし状況の変化につれ、国際社会はこのタブーに触れ始めました。

 

カプラン教授はアメリカ政府に対して、この機会に調査を行い、さらに強力な措置で臓器狩りを阻止すべきだと訴えています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/03/20/a1185882.html(中国語)

(翻訳/河合 ナレーター/水田 映像編集/李)

 

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