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盗難被害者 駆けつけた警官に暴行される

2015年03月23日

【新唐人2015年03月23日】四川省の有名な人権活動家、陳雲飛(ちん うんひ)さんは先日、自宅が盗難に遭ったため警察に通報したところ、逆に駆けつけた警察官から暴行を受けました。しかも、派出所に連行され毒薬を注射されました。

 

3月23日、四川省の有名な人権活動家、陳雲飛さんは、借りている家が盗難に遭ったため、警察に通報したところ、杜朝宇(と ちょうう)という警官がやってきました。

 

四川省の人権活動家 陳雲飛さん

「警官は自宅に着くと、盗難の捜査をするのではなく、安全対策がなってないと大家を責めました。私はその警官に言いました。警察の職務は国民の安全を守ることで、治安の問題は警察の怠慢に関わっていると」

 

この警官は陳さんの言葉に激怒したのか、他の警官を呼ぶと、陳さんと大家を派出所に無理やり連れて行きました。

 

四川省の人権活動家 陳雲飛さん

「派出所に連行されました。パトカーの中でも派出所の中でも殴られました。派出所では監視カメラのないトイレの近くに連れていかれ、全身を殴られ、所持品を壊されました。その後 派出所のホールで毒薬を注射されました」

 

陳さんは携帯電話や香港やマカオへの通行証など、すべての所持品を水に投げ込まれました。さらに、家族全員を皆殺しにするとも脅されました。

 

陳さんは今、恐怖を感じています。死ぬことへの恐れではなく、訳も分からないまま毒薬のため死んでしまうことを案じているのです。疾病予防センターからは、検査結果が出るのに3か月かかると言われました。

 

陳さんは天安門事件に参加し、90年代初めに北京農業大学を卒業しました。長年、公益活動に従事し、陳情者を無償で助けているため、ずっと当局の弾圧を受けています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/03/16/a1184882.html(中国語)

(翻訳/河合 ナレーター/水田 映像編集/李)

 

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