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臓器狩り問題 医学界の重鎮が米政府に行動を促す

2015年03月28日

【新唐人2015年03月28日】ホワイトハウスが臓器狩りを非難する署名に回答したことを受けて、発起者の1人、カプラン教授が取材に応じました。

 

科学界で最も影響力のある10人の1人と称されるアメリカのカプラン教授は、2012年12月2日、ホワイトハウスの請願サイト「We the People(ウィ ザ ピープル)」で、臓器狩り問題を非難し、調査を求める署名を呼びかけました。最終的に合わせて3万4000人が署名したそうです。

 

今年1月31日、アメリカのホワイトハウスは、「違法で反道徳的な臓器摘出と販売に反対する」とし、「中共当局の人権問題および、法輪功学習者に対する方法に依然として注目している」と述べました。

 

これについてカプラン教授は、臓器狩り停止に向けて、もっと明確な行動に出るべきだと訴えます。

 

アーサー・カプラン教授

「失望しました。具体的な行動に触れていないからです。例えば、経済制裁などの圧力で、臓器狩りをやめさせるように促していません」

 

去年8月、共和党の下院議員、クリス・スミス氏は、5379号法案の草案を議会に提出し、中国で迫害する者に対して制裁を与えるよう求めました。草案には、拉致や拷問、臓器の強制摘出など、主な迫害方法も列挙されていました。

 

アーサー・カプラン教授

「米国は人権問題を中共と正式に話し合うべきです。そして改善がなければ、経済や文化交流で制裁すると明確に表明すべきです。臓器狩りは許されません」

 

先日、中共の元衛生副大臣がテレビに出演し、死刑囚の臓器乱用を告白しました。しかし死刑囚の臓器だけでは、過去10年以上、中国で爆発的に増えた臓器移植をまかなえないはずだと多くの人権団体が考えています。

 

アーサー・カプラン教授

「臓器狩り停止の期限を定める必要があります。誰の手も通っていない資料も必要です」

 

カプラン教授は中共の臓器狩り問題について、米中関係において、のどに刺さった骨のようなものだと形容します。この骨をきちんと抜かない限り、米中は正常な協力関係にいたることはないと考えています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/03/24/a1186545.html(中国語)

(翻訳/河合 ナレーター/佐藤 映像編集/李)

 

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