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青天白日旗を掲げた青年 「国家転覆罪」で拘束

2015年05月18日

【新唐人2015年05月18日】中国の青年が陝西省延安市の宝塔山(ほうとうざん)で、中華民国の国旗を掲げたところ、中共当局に連行されました。このことは台湾のネットユーザーの間でも注目されています。

 

5月4日、中国の青年、樊振義(はんしんぎ)さんは、中華民国の国旗である「青天白日旗」の模様が描かれたャツを着て、中共の革命の聖地、延安の宝塔山に登りました。そして、青天白日旗を掲げて写真を取り、ミニブログに投稿しました。このことが原因で樊さんは警察に連行されました。

 

我々は樊さんの家族に取材を行いました。樊さんが連行され、すでに10日以上経つそうです。

 

樊振義さんの弟

「青天白日旗を掲げただけです。兄は普段は内向的な人です。陝北に帰ってきたばかりですが、このことが起きました」

 

記者

「拘束はいつまで?」

 

樊振義さんの弟

「調査が終わっていないと言っていたので、わかりません」

 

今年30歳の樊振義さんは故郷に帰ったばかりでした。弟によると、5月5日に警察から通知が来ましたが、かけられた容疑は「国家転覆罪」だそうです。

 

広州市の人権活動家 賈榀さん

「国民党主席の大陸訪問と関係があるのでしょう。中国の活動家たちはすでに延安に行き、彼を探す準備をしています。この事件を引き受けてくれる弁護士も今 交渉中です」

 

樊さんを救出するために、中国の人権活動家たちが動き出しています。このことは台湾でも注目され、台湾のネットユーザーたちは、「表現の自由があるなんて全く嘘だ」「さすが独裁国家だ。人権が全くない。悲しい」「本当の男だ。無事を祈る」などとコメントしています。

 

 

新唐人テレビがお伝えしました。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/05/16/a1197504.html (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/李)

 

 

 

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