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「ミス・ワールド」カナダ代表 華人女性が優勝者に

2015年05月20日

【新唐人2015年05月20日】世界各国の女性が美を競う「ミス・ワールド」は、世界最大のミス・コンテストです。5月16日、カナダ代表の選抜大会がバンクーバーで開催されました。中国系の女性アナスタシア・リン(Anastasia Lin)さんが2015年ミス・カナダの王冠をかぶり、カナダ代表として世界大会に参加することになりました。

 

2015年ミス・カナダ アナスタシア・リンさん

「アナスタシア・リンです。2015年ミス・ワールド カナダ代表の候補者です。本当の美とは何かを皆様とシェアすることができ、とても嬉しく思います」

 

中国の南部で生まれ、13歳の時にカナダに移住したアナスタシア・リンさんは、現在トロント大学で演劇と国際関係学を専攻しています。今年25歳のリンさんは女優としても活躍しており、すでに20本以上の映画やドラマなどに出演しています。そのほとんどは中国での人権侵害を題材にした作品です。

 

リンさんは、カナダの自由の精神をもっと多くの人に伝え、特には人権が著しく侵害されている国や地域に伝えたいという大きな目標を持っています。カナダの人権活動家の中には元ミス・ワールドが2人おりますが、リンさんは自身も彼女らに習い、人権と信仰の自由のために声を発したいと述べています。

 

2015年ミス・カナダ アナスタシア・リンさん

「暗闇の中で助けを待っている人々、希望の光を灯したいのです。彼らには希望と未来が見えません。彼らに真の自分を探せる道を指し示したいのです。それが私の目的です」

 

リンさんがカナダのミス・コンテストに参加するのは今回が2回目です。2013年にも参加しましたが、肌の露出の多い水着審査をボイコットしたため、3位にとどまりました。のちにミス・ワールドの運営側は2015年からビキニ姿の水着審査を廃止することを決めました。

 

「美のコンテストだけではなく、目的のある美のためのものである」との運営者側の言葉に、リンさんは感謝の意を示しました。今回、ミス・カナダの王冠を手にしたリンさんは、コンテストを通じて内面の美を発掘し、逆境の中で苦しむ人々に、もっと自信を持つよう励ましたいと述べました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/05/19/a1197933.html (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/李)

 

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