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ミス・チベット「中共の暴政に立ち向かう」

2015年06月22日

【新唐人2015年06月22日】女性の美しさを競うミス・コンテストの優勝者は、国を代表する顔となりますが、これまでチベットの女性は、「中国チベット」の名前で国際コンテストに出るよう中共当局に強要され、これに反発してきました。では、中共当局の干渉のない、ミス・チベットコンテストの様子を見てみましょう。

 

今月初めにインドのダラムサラで開かれた、ミス・チベットコンテストでは、Pema Choedon(ペマ・チョウデン)さんが優勝し、10万ルビーの賞金を獲得しました。ただしペマさんがコンテストに出た目的は、賞金ではなく、チベットの女性を勇気付けるためでした。

 

ミス・チベット ペマ・チョウデンさん

「どの女性も容姿がどうであれ、スタイルがどうであれ、皆 この舞台に立って、よき手本となるべきです。チベットの女性は才能があると世界に知らしめるのです。これで中共政府に立ち向かうのです。私たちの国家はチベットですから」

 

中共政府は1950年からチベットの統治を始め、ダライラマは1959年、蜂起に失敗し、インドに亡命しました。

 

これまでチベット人は、中共の圧政から逃れ、自由を獲得するために、多大な犠牲を払ってきました。

 

今回、インド北部のダラムサラで開かれたミス・チベットコンテストは、単に美しさを競うだけでなく、中共の統治に反対し、チベットを自由の地にすることも願って開催されています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com.tw/b5/20150621/video/151066.html(中国語)

(翻訳/河合 ナレーター/佐藤 映像編集/李)

 

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