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中国3大通信キャリア トップ交代を発表

2015年08月26日

【新唐人2015年08月26日ニュース】

 

先日、中国元国家主席 江沢民の古巣と言われた上海で、多くの市政府、国営企業の幹部が次々と失脚しました。江沢民の家族と密接な関係にある中国移動(ちゅうごくいどう)通信の上層部数十人が取り調べを受けたほか、中国の国有通信大手3社は、トップが一斉に交代したと発表しました。

 

24日、中国移動通信など中国の国有通信大手3社は、トップが一斉に交代したと発表しました。中国電信、王暁初(おう ぎょうしょ)会長と中国聯通の常小兵(じょう しょうへい)会長は入れ替え、中国移動の会長、奚国華(けい こくか)氏は退職となり、工業情報化部、副部長の尚冰(しょう ひょう)氏が職務を引き継きました。しかし、奚国華元会長は先日開かれた香港業績会議では、退職通知を受けていないと話しています。

 

中国移動通信 奚国華元会長

 

「まだ何の通知も受け取っていません。もし通知を受け取ったら、真っ先に皆さんにお伝えします。私が退職するとの噂もおかしいです。と言うのも、私は政協委員で、退職は2018年だからです」

 

習近平(しゅう きんぺい)国家主席の反腐敗キャンペーンのもと、江沢民(こう たくみん)ファミリーと密接な関係にある中国移動では上層部の数十名が汚職で失脚し、それには巨額な金銭がからんでいます。中国移動の上層部は大いに揺れており、広東部門のトップである鐘天華(しょう てんか)も最近、免職処分を受けています。

 

また、上海市政府の陳寅(ちん いん)副秘書長が免職されており、元副秘書長の戴海波(だい かいは)も収賄容疑で正式に立件調査されています。

 

上海の人権派弁護士、鄭恩寵(てい おんちょう)氏によると、戴海波と江沢民の2人の息子との関係が非常に親密であり、戴海波が取り調べを受けていることにより上海官界に激震が走り、さらなる「大トラ」が捕まるだろうと述べています。

 

上海人権派弁護士 鄭恩寵氏

 

「江沢民の上海の勢力は、近いうちに清算されると思います」

 

新唐人テレビがお伝えしました。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/08/21/a1218763.html(中国語)

 

(翻訳/赤平 ナレーター/佐藤 映像編集/李)

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