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国連世界女性サミット 米は王宇弁護士氏らの拘束に注目

2015年09月28日

【新唐人2015年09月28日付ニュース】

世界女性サミット 米は王宇弁護士らの拘束に注目

 

9月27日、NYの国連本部で国連70周年と世界女性サミット20周年を記念して、「世界女性サミット」が開催されました。サミットの前日、アメリカの国連大使サマンサ・パワー氏は、今回の国連サミット開催前に米国務省が世界各国で収監されている20人の女性人権活動家の釈放を求めた「Free the 20(20人を解放せよ)」キャンペーンを展開し、国会の上院下院の支持を得たと伝えています。

 

『ボイス・オブ・アメリカ』によると、この20人中3人が中国人女性で、人権派弁護士の王宇(おう う)さん、著名なジャーナリスト高瑜(こう ゆ)さん、ノーベル平和賞受賞者、劉暁波(りゅう ぎょうは)さんの妻で劉霞(りゅう か)さんです。中国共産党の独裁政権のもとで、不当な判決や監禁、嫌がらせなどを受けていると人権活動家は指摘しています。

 

パワー大使は、この20人の写真を米国国連駐在代表団の正面入り口の壁にかけるつもりです。そうすれば、世界女性サミットに参加する外交官、政府要人が、どんな人が姿を消したのか分かるからです。

 

中秋節 香港団体が良心の囚人の釈放を呼びかける

9月27日は中国の伝統的な祝日「中秋節」でした。香港では長期にわたり、中国大陸の民主活動家および体制を批判する人々が注目している「支聯会」が当日、尖沙咀(チムサーチョイ)で「民主ランタン活動」を行い、中国共産党に対し良心の囚人を釈放し、家族の下に返すよう呼びかけました。活動の主催者は現場で映像を流し、香港雨傘運動を支持しため拘束されている大陸の人権派弁護士、「7月9日」事件の中で不当連行された人権派弁護士を紹介しました。香港市民や子供連れの女性が映像を見ていました。

 

雨傘運動から1年 香港学生民主に再認識

 

香港雨傘運動から1年が経った9月27日、香港の団体「傘歩者」、「六四行動」、「六四新世代」等が旺角(モンコック)、金鐘(アドミラルティ)、中聯弁(ちゅうれんべん)「中国政府駐香港特区連絡弁公室」などでフラッシュ・モブを行い、雨傘運動を支持したことで逮捕された中国大陸の人々に声援を送りました。

 

昨年、雨傘運動を統率した「香港学聯」、「学民思潮」、香港中文大学学生会は26日から立法会周辺で集会を行い、香港の民主の将来について討論を行いました。講演者は中国と香港の認識のちがいや、香港の未来の政治発展など、問題について発言し、昨年のセントラル占拠活動についての再認識をしました。

 

 

新唐人テレビがお伝えしました。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/09/28/a1226334.html (中国語)          

(翻訳/赤平 ナレーター/佐藤 映像編集/李)

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