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東莞市電子製造業に倒産ブーム

2015年10月26日

【新唐人2015年10月27日ニュース】

今年に入ってから様々な業種の「倒産ブーム」が起きていますが、新たに電子製造業にも波及しています。

 

休暇は誰もが喜ばしいことですが、今、広東(カントン)省東莞(とうかん)市の工場の従業員は「休暇」という言葉に不安を感じるそうです。

今年の建国記念日の連休中、金宝(チンボウ)電子工場の一部従業員は9日間の長い休みに入りました。会社の生産ラインがタイに移されたからです。

 

中国通信大手、ファーウェイ(HUAWEI:華為技術)、中興(ちゅうこう)、TCL等に携帯電話の部品を提供していた、福昌(ふくしょう)グループも突如倒産し、従業員3800人は、長期休暇から戻ると、職がなくなりました。

 

同じようなことが他の企業でも起きています。「休暇型失業」の現象が東莞市で蔓延し始めています。

 

深セン労働者権益ウォッチャー 葉さん

「今多くの工場が倒産に直面しています。現在 経済情勢がよくないため、多くの社長がこっそり逃げ出しています。労働者は今賃金を得る所がないのです」

 

東莞市は、「世界の工場」と呼ばれましたが、押し寄せる倒産ブームの衝撃を受け、かつて栄えていた工業区は寂れ、廃棄物が山積みになった空っぽの工場が至る所で見られます。

 

中国産業経済アナリスト 梁振鵬さん

「今年に入ってGDP成長率が鈍化し、中国市場について言えば、家電業界は今年に入ってから、市場の規模が委縮しているため、多くの企業が影響を受けています。家電市場は前年度同期より規模が縮小しており、PC業界も不景気です」

 

東莞台商協会 顧問の袁明仁(えん めいじん)氏はメディアに対し、「東莞にとどまらず、全国(製造業)の状況はほぼ同じで、寧波(ねいは)、常州(じょうしゅう)、無錫(むしゃく)、崑山(こんざん)、蘇州(そしゅう)、天津(てんしん)などの地区でも、工場の業績が4割以上下降している。」と述べました。

 

『財経内参(ツァイジン・ネイツァン)』は10月18日の文章で、倒産ブームは、中国製造業の競争力の低下を意味すると指摘しています。

 

文章ではまた、中国のスマートフォンは世界の3割以上のシェアを占めていますが、その利益はAppleやサムソンには及ばず、中国の携帯電話製造メーカーは生き残りの為、部品製造業者に負担をかけ、存続を維持しようとしていると指摘しています。

 

 

新唐人テレビがお伝えしました。

       

http://www.ntdtv.com./xtr/b5/2015/10/24/a1231646.html(中国語)      

(翻訳/赤平 ナレーター/大口 映像編集/李)

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