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LINE新キャラクター登場 5カ年計画を発表 格安携帯市場に参入

2016年03月25日

新しい仲間、新しいスタンプ、LINEが5周年を迎える節目に、将来の事業戦略計画を発表しました。「closing the distance」のミッションを掲げ、サービス分野を広げています。

 

LINE株式会社執行役員 杉本 謙一氏:「人と人だけでなく、人と情報、そして、人とサービス、そして人と企業の距離を縮めていくことが私どものミッションです。」

 

「3.11」大震災をきっかけにLINEは誕生しました。5年も経たずに、現在世界で約2.2億人の月間アクティブユーザーを有するまでになり、2015年まで連続3年間ゲームを除いたアプリメーカーの世界収益ランキング1位を飾っています。同時にアジア各国でも発展し、海外展開は驚くほど急成長しています。

 

また、今回の発表会では、広告事業をLINEの3大収益の一つと掲げていましたが、実際フォーブスジャパン(2015年6月)の報道によると、「LINEの収益の20%はLINEスタンプによるもので、60%はゲームからの収益だ」と言います。日本のケータイゲームの消費市場は世界トップクラスを誇っていますが、その反面、成長できる空間も他国より少なくなっています。

 

企業を更に成長させていくには、新たなアイデアが必要になってきます。そこで、LINEが目を付けたのはLINEブランドの商品化市場です。今回の発表会では、クレジットカードのJCBと連携したLINEカードの発行、夏には最低500円プランでの格安携帯市場への参入など、数々の手を打ち始めています。

 

LINE株式会社 取締役CSMO 舛田 淳氏:「単なる安さという確実的な価値だけではなく、大本である、ユーザーのニーズ、ユーザーの利用の仕方、そして、ユーザーの利用シーンですね。こういったものに基づいた最適なプランを提供するべきだと考えています。」

 

LINEモバイルはUNLIMITED LINEやUNLIMITED COMMUNICATIONなど、SNSの現状を変え、シェアできるプラットフォームを構築する計画です。

 

一方、現在、日本のスマートフォンの普及率は50%未満で、残りの50%のユーザー獲得の可能性を狙って、Yahooや楽天も格安携帯市場に参入しています。今回のLINEモバイルで、この業界にどのような影響がもたらされるのか、注目されるところです。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

 

(記者 顧/カメラ 叶/編集 陳)

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