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中国共産党が封じてきた臓器狩り、米連邦議会で討論【禁聞】

2016年06月13日

【新唐人2016年06月10日】

中国共産党が法輪功学習者の身体から臓器を切り出し販売している重大な犯罪について、中国の立法と法律執行機関は依然として口を閉ざしています。一方、米国では連邦議会においてフォーラムが開催され、国際組織代表と中国大陸で迫害を受けた法輪功学習者が最新の調査報告を提供しました。

「中国における人権侵害および迫害加害者の刑事責任」フォーラムにて「法輪功迫害追跡調査国際組織(追査国際)」の代表が最新の調査報告および証拠について発表しました。

この報告は、2000年から2012年の間、200カ所以上の病院が発表した300件以上の臓器移植に関する論文を詳細に分析し、8710人のドナーの大多数が若く、健康であったことを明らかにしました。

追査国際対外実証広報部主任 李祥春医師 「以前は多くの分析がありました。そもそも死刑囚はこの様な大規模な 臓器移植市場を支えることは不可能です。また赤十字会等の記録から見ても 中国大陸のドナーは二、三百人と少なく 多くは農民で経済上の補助を得る為です。つまり大勢の法輪功学習者が捕まった後、殺害されドナーにされた可能性があります」

追査国際はこれらの論文から多くの証拠を見つけ出しました。例えば温虚血時間の問題です。

 

李祥春医師 「ドナーの大部分が温虚血時間が短く、0分から14,15分で平均10分以下でした」

温虚血時間とは、体内の血流が停止し冷却開始する時間を指します。李祥春(り しょうしゅん)医師は、この時間の短さは、事前にドナーの死亡時間を知っている、また死亡と臓器切除の場所が同じであることを証明していると指摘しています。

 

李祥春医師 「臓器移植後に血流再開するまでの時間は一般的に2時間から4時間です。つまりこれは既に計画されていた事です。ドナーの血液型の一切が適合しています。時間が決められ、このドナーは殺されたのです」

フォーラムに出席した大連(だいれん)の法輪功学習者、王春英(おう しゅんえい)さんはかつて看護師長でしたが、信仰の放棄を拒んだため馬三家労働教養所に2度拘禁され、拷問すると同時に血液検査を強要し、危うく臓器狩りの対象にされるところだったと話しています。

 

大連の法輪功学習者 王春英さん 「警察は我々20人を馬三家に連れてくると 採血し化学検査すると言いました。何の検査か尋ねると伝染病だと答え 何の伝染病か尋ねたら、口出しすることではないと言われました」

当時、王さんは中国共産党の法輪功学習者に対する臓器狩りを知っていたので検査を拒否しました。しかしその場にいた9人の警官が彼女を床に抑え付け強引に採血を行ったそうです。

吉林(きつりん)省から来た法輪功学習者、馬春梅(ま しゅんばい)さんは2度、違法に労働再教育を受け、黒嘴子労働教養所に拘禁されました。

 

吉林省法輪功学習者 馬春梅さん 「中に入ると眼、頭、胸、腹の検査、検尿、その後5階で骨髄採取、つまり針を刺し骨髄検査をします。そして後遺症の自己責任書にサインさせられます。私には病気がないといいました。私の強い抗議で採取されませんでした」

 

追査国際が今年の5月19日に発表した報告の結論は、「1999年以来、中国共産党元主席、江沢民(こう たくみん)が中国共産党の犯罪グループの首領として、党、軍、武装警察、司法系統、医療機関を含む全ての国家機関をコントロールし、中国全土で生体から臓器を摘出し、臓器移植を行う方法を用い、法輪功学習者に対し大虐殺を実施した。これは江沢民が起こした中国共産党主導の国家犯罪である。これは集団絶滅罪、人道に対する罪である」というものでした。

現在、米国連邦議会議員もこの情況について強い関心を持っています。

 

米ベテラン下院議員クリス・スミス氏 「これは人類を震撼させる暴虐です。臓器奪取による殺人により、独裁政権のための私利搾取が中国とその他の場所で起きています。状況はますます酷くなっており、特に法輪功学習者は信じられないような 深刻な迫害を受けています」

 

今年4月、米国下院外交委員会は、中国共産党による法輪功学習者からの臓器奪取を糾弾する343号決議案について討論を行いました。現在、下院全体の投票結果を待っている状態です。法輪功学習者たちも速やかな迫害の元凶の処罰を呼びかけています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/06/04/a1269667.html (中国語)

(翻訳/赤平 映像編集/叶)

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