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中共ハッカーが全世界の銀行システムに侵入、世界的金融危機の可能性【禁聞】

2016年06月19日

【新唐人2016年6月19日】

 

今まで、絶えず中国共産党がネットワークを攻撃していると訴える国がいたが、中共はどうしても認めようとしなかった。近日、1人の消息筋が海外のメディアに向け、中共の育成したハッカーが長い間ずっと全世界の銀行システムに侵入し、現在、銀行システムのセキュリティホールをネットワーク犯罪グループに販売していると漏らした。専門家は中共ハッカーによるこれらの行為は全世界の金融危機をもたらすかもしれないと指摘した。

 

 米連邦準備理事会が保有するバングラデシュ銀行(中央銀行)の口座が今年2月にハッキングされ、8100万米ドル盗まれた。調査により、この大金はフィリピンのリサール商業銀行(Rizal Commercial Banking Corporation)の口座に送金され、関与した者の多くが中国人だと認定された。しかし、「史上最大金額の銀行窃盗事件」と呼ばれるこの事件がたった1つの例という訳ではない。イギリス国防会社のセキュリティ研究員は、一群のネットワーク犯罪者がすでに全世界の銀行システムに侵入し、一連の攻撃行動を起こしたことを発見した。関連する調査は現在も進行中である。

 

 同消息筋は6月14日に英文の『大紀元』に対して、これらの攻撃事件の舞台裏のハッカーは中国から来ていると漏らした。安全面から同消息筋は匿名を要求したが、彼の述べた内容を実証できる資料と画面のハードコピーを提供した。

 

 同消息筋は、過去8年間において、中共の国家レベルのハッカーはずっと全世界の銀行システムに対して調査、測量を実施し、感染させた。彼らはシステムのセキュリティホールを得てから、このセキュリティホールを利用して、全世界の銀行システムに侵入し、彼らが必要とする資料を盗み取った、と述べた。

 

昨年6月になってから、これらのハッカーはまた銀行システムのセキュリティホールをネットワークの犯罪組織に販売し、外部からの捜査を混乱させようとしている。しかも、銀行システムのセキュリティホールを購入した犯罪グループはまさに最近バングラデシュ銀行を攻撃したハッカーだという。

 

消息筋によると、中共ハッカーは当該ホールを特定なネットワーク犯罪グループに販売するのではなく、ひとつの銀行のホールをひとつのグループだけに販売しているという。また、彼は目標の銀行リストを提供できる、と示した。現在、同リストの目標銀行はますます増加されている。なかには、侵入された銀行とネットワークで連結されている、米国、ラテンアメリカ、アジアなどの一連の銀行と金融システムが含まれているという。

 

米国サウスカロライナ大学エイケン商業学院・謝田(しゃたん)教授

「これらの犯罪グループは一旦システム情報を得ると数えきれない悪事を働けます。口座の資金を移転して、資産を盗み取り、預金者の情報を公開して、多くの個人のプライバシーはすべて露出され、しかも、中共の提供する情報でハッカーが1つの銀行を一旦ハイジャックすると、他の預金者も恐れて、争って銀行の口座から現金を引き出す現象が現れる可能性があり、するとこれらの銀行は潰れてしまうでしょう」。

 

米国サウスカロライナ大学エイケン商業学院・謝田(しゃたん)教授は、「中共ハッカーの行為が一旦実証されると、全世界の金融が巨大は衝撃を受けるでしょう」と述べました。

 

米国サウスカロライナ大学エイケン商業学院・謝田(しゃたん)教授

「米国のような国では、銀行はみな貯蓄保険に参加している。もし、1つか2つの銀行で争って銀行の口座から現金を引き出す現象が現れて、銀行が破産しても、連邦保険機構はまだ対応する方法がある。しかし、すべての大型銀行に同時に発生したら、西側諸国のすべての金融体系が崩れてしまう。もし、確かに中共系統でやったことだと証明されて、国家行為による事件の場合、中共が西側諸国全体の金融体系に対して核兵器を用いたことに等しい」。

 

消息筋によると、中共ハッカーがセキュリティホールを販売しようと決定した時でも、これらのネットワークに対するログイン権利は失わず、言い換えれば、彼らは依然として、銀行のネットワークシステムに侵入できる。彼らはセキュリティホールを販売すると同時に、セキュリティホールを利用する目的に達した。一つは金を設けること、もう一つは犯罪グループを看板として、更に高いレベルの侵入行動を覆い隠すことである。

 

米国サウスカロライナ大学エイケン商業学院・謝田(しゃたん)教授

「中共はただ事件から身を隠し、その他の犯罪グループに勇敢に突進するようにさせているだけである」。

 

調査によると、このホールに使用されているコードは複数の来源があり、一部のコードは中共ハッカーらが自ら開発したもので、一部は彼らがロシア大学から購入したコードであり、現在表面から調査している研究者に間違った結論を出させる可能性がある。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/06/18/a1271908.html(中国語)

(翻訳/廉 映像編集/李)

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