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中国北京 エイズ感染新たに3000人超 感染の8割が男性から男性

2016年07月01日
中国北京 エイズ感染新たに3000人超 感染の8割が男性から男性

【新唐人2016年07月01日】

北京市が6月29日に発表した「2015年度衛生と人々の健康に関する報告書」によると、2015年の北京在住のHIV感染者とエイズ患者は13299件で、そのうち3113件が新たに感染したケースだという。2014年の増加数よりも257件多い。新たな感染者のうち82・32%が男性から男性への感染。

 

中国メディアによると、2015年に新たに増えたHIV感染者と患者のうち3062人が性行為により感染し、そのうち同性から同性の感染2476件のすべてが男性から男性への感染で、全体の8割を超え、異性間性的接触による感染は586件だった。また、薬物摂取時の注射器使用による感染は47件ある。

 

年齢別に見ると、2015年の新たな感染者と患者のうち5歳~34歳が47・81%で最も多く、次に15歳~24歳が21・2%と若年層が占めている。2015年末までの北京在住のHIV感染者と患者は13299件である。

 

北京市衛生計画生育委員会の関係者は、北京市のエイズ患者の内訳や感染経路は国内の他の地域とは異なると指摘している。他地域では主に薬物摂取や献血などによって感染したケースが多いが、北京市では性的接触による感染ケースが大多数を占め、そのうち男性間性的接触による感染がほとんどという。

 

エイズは免疫不全症候群、あるいは後天性免疫不全症候群と呼ばれ、英語名Acquired Immune Deficiency Syndromeを略してAIDSと表記される。

 

エイズはヒト免疫不全ウィルス(HIV)が免疫細胞に感染した後、免疫細胞を破壊しながら増殖を続け、免疫力を低下させ、日和見感染症とよばれるさまざまな感染症を引き起こす複雑な疾病。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/06/30/a1273776.html(中国語)

 

(翻訳/白白)

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