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トランプ氏控えめに副大統領候補にペンス氏を指名

2016年07月17日

【新唐人2016年07月17日】

フランス・ニースでトラック突っ込みによるテロが発生した直後の15日、米共和党の大統領候補指名が確実となったトランプ氏は、自身の副大統領候補を発表する記者会見を中止し、代わりにソーシャルメディア上で発表した。

 

世界を震撼させたフランス・ニースのテロ事件は大西洋を挟んだアメリカの大統領選挙にも影響を及ぼしている。

 

テロ事件発生後すぐにトランプ氏は15日に予定していた自身の副大統領候補の発表会見を延期すると文書で発表した。

 

民主党の大統領候補が確実となったヒラリー・クリントン氏もテロ行為を非難したが、15日の選挙運動を中止にしなかった。

 

2人の大統領候補ともテロと戦う姿勢を明確にしている。

 

トランプ氏はフォックステレビの取材に対し、「これは戦争である。あらゆる面において戦争である」と述べた。

 

その後、CNNから「(対テロの姿勢について)トランプ氏に賛同するか」と聞かれたクリントン氏も、少し間をおいてから「明らかにわれわれはテロ組織と戦争状態にある」と答えた。

 

トランプ氏は記者会見を中止した代わりにツイッターで自身の副大統領候補にインディアナ州のマイク・ペンス知事を選出したことを発表した。ペンス氏は知事の続投をあきらめ、トランプ氏と共に大統領選挙を闘うとの意思を表明している。

 

57歳のペンス氏は2013年1月にインディアナ州知事に当選した。知事就任前は下院議員を務め、下院予算委員長を勤めた経験から、ワシントンでうまく渡り合える人物という。共和党内での支持基盤も厚く、トランプ氏にとっては最適なパートナーだといえる。

 

クリントン氏はペンス氏出馬の発表を受け、「ペンス氏はトランプ氏第2号。髪型が違うだけ」と批判した。

 

トランプ氏への支持率は依然上昇傾向にあり、世論調査ではクリントン氏に追いつく勢いだ。ペンス氏との共闘で、さらに支持率が上がるかどうか、今後の展開に注目が集まる。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/07/16/a1276354.html(中国語)

 

(翻訳/白白 映像編集/李)

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