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【禁聞】暴かれる中国臓器移植の組織的犯罪の内幕(1)

2016年07月20日

【新唐人2016年07月20日ニュース】
9年以上の間、中国臓器移植の実態について、多くの疑惑が西側諸国を困惑させてきました。


1.本当に法輪功学習者は中国共産党に生きたまま 臓器を摘出され殺害されているのか?
2.「生体臓器狩り」は実際どれくらいの規模で行われているのか?
3.「生体臓器狩り」は個別の病院と軍、警察、司法が結託して行っているのか、それとも組織的な国家犯罪なのか?


『法輪功迫害追跡調査国際組織の活動』(以下、「追査国際」)では、詳細な調査データと事例を報告。1999年以降、中国大陸の臓器移植界で奇妙な現象が発生しており、これらの現象の原因や背後に隠された恐ろしい内幕について説明しています。

第一集 1999年以降 中国の臓器移植界で爆発的な成長

1999年に江沢民(こう たくみん)が法輪功迫害を開始し、数千万人の法輪功学習者が平和的陳情或いは真相暴露が原因で不法に逮捕され、今なお百万人が行方不明となっています。並行して現れたのは、臓器移植件数の爆発的な増加、多くの臓器移植センターと仲介センターの設立です。同時に、医学界に異常な現象が現れ始めました。臓器は通常、1、2週間で患者に割り当てられ、手術が行われますが、万を数えるほどの外国人が中国に臓器移植手術旅行で訪れています。

2010年3月、中国政府メディア『南方週末』が発表した「臓器ドナー迷宮:臓器は見えるが、ドナーは見えず」では、「2000年は中国臓器移植の分岐点」、
「2000年の全国肝移植は1999年の10倍、2005年にはさらに3倍」と伝えています。

追査国際保存ファイル:
http://www.zhuichaguoji.org/cn/images/nationalcriminalreports/10.jpg


次にいくつかの角度から中国臓器移植の爆発的成長の状態を見てみましょう。

1.肝臓移植病院の数は20倍以上に増加

2006年4月、中国で肝臓移植手術を実施した病院は1999年以前の19カ所から500カ所以上に増加し、1999年前後と20倍以上の差があります。臓器移植がもっとも発達している米国でも肝移植手術が出来る病院は100カ所ほどしかありません。

2.全国の移植数の対比:1999年前後の移植数と比べると、その差は600から800倍
1999年以前の20数年における中国の肝臓移植累積総数はわずか100数件、年平均5件ほどでした。1999年以降から増加し始め、2005年度の肝移植数は3212件。2005年1月1日から2006年6月24日の間の登録件数は5644件に上ります。

多くの人が思いもよらなかったこと:
2006年に中国共産党が法輪功学習者に対し「生体臓器狩り」を行っていることを暴露され、全世界から高い注目を集めました。2006年6月24日から1年間で、肝臓移植が4231件行われています。

3.病院の年度移植数対比:1999年以降は数倍から数百倍に

1)天津第一中心病院は300倍
1994年5月、沈中陽(ちん ちゅうよう)執刀医が初の肝臓移植手術に成功し、1994年から1999年までの5年間に8件の肝臓移植が行われましたが、毎年2件弱でした。99年以降、肝臓移植件数は急増し、2004年度に500件を突破。2005年の肝臓移植手術は1年間で647件、腎臓移植は436件でした。1999年前後の移植件数と  比べると約300倍です。

2)浙江大学医学院付属第一病院は70倍
浙江大学医学院付属第一病院肝胆膵外科および臓器移植センターは、1993年~1997年までの4年間で性臓器移植は2件、しかし、2000年1月~2002年9月の3年弱の間では103件行われており、約70倍に増加しています。

3)南京軍区福州総病院は4.4倍

1979年12月から1998年9月の約20年間に実施された腎臓移植は808件、年平均で39件。2000年1月から2004年12月の5年弱で、同病院では877件、年平均175件の腎臓移植が実施されており、4.4倍に増加しています。

4)解放軍総病院は3.6倍

1977年10月から1998年12月31日までに行われた腎臓移植は1003件、年平均47件。1999年1月から2004年12月までに実施された腎臓移植は1034件、年平均172件。約3.6倍に増加しています。

5)上海市第一人民病院は3倍強

1978年~2000年6月の間に実施された腎臓移植は1120件、年平均50件。2001年から2005年末までに行われた移植手術は、腎臓767件、肝臓456件、骨髄、心臓、肺、腎、膵、角膜など合わせて1501件、腎移植の年平均は153件。3倍強増加しています。


1999年以降、中国大陸では多くの臓器移植センターと仲介センターが建設されました。多くは臓器移植設備を備えていない病院或いは部署を拡張し、臓器移植センターに改築したものです。

注意していただきたいのは、これは中国共産党が外部に対し公表した数であり、実際の数はさらに多い可能性があることです。
詳細は追査国際サイトで公表されている調査報告をご覧ください。
http://www.zhuichaguoji.org/node/64353

4.臓器移植に現れた狂気の販売促進局面

臓器提供の爆発的な増加に伴い、中国大陸の臓器移植手術には大幅な費用低下、無料販売促進といった狂気の局面が現れました。2006年4月、吉林省心臓病病院が行った販売促進は、先着5件の心臓移植手術費がわずか5万元(約78万円)。さらに、2006年4月28日、湖南人民病院は20件の肝臓移植手術を無料で行うという販促広告を出しています。(『新浪新聞中心』無料臓器移植手術20件2006年4月28日)
追査国際 保管ファイルリンク:
http://www.zhuichaguoji.org/cn/images/nationalcriminalreports/277.png

このような現象は他の国や地域ではありえないことで、人類史上かつてなかったことです。なぜ中国大陸では1999年以降、臓器移植業界がこれほど成長したのでしょうか?莫大な数の健康な臓器が余るほど多く提供されていますが、これらの臓器はどこから来るのでしょうか?この背後には恐ろしい内幕が隠されているのではありませんか。

次回は、「中国大陸で死亡者が集中している強制収容所の秘密―生体臓器倉庫について」をお届けいたします。

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/07/12/a1275617.html(中国語)

(翻訳/赤平 ナレーター/佐藤 映像編集/李)

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