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中国・核の脅威と人権侵害訴え ウイグル人団体が都内でシンポ開催

2016年10月20日

【新唐人2016年10月20日】

都内で16日、アジア自由民主連帯協議会が主催する「中国・核の脅威シンポジウム」が行われました。シンポジウムでは、中国政府がウイグル族の命を軽視し差別政策を行っていると訴え、さらにこれまで法輪功学習者に対して行われてきた臓器狩りが、ウイグル族に対しても行われていると告発されました。

 

新疆ウイグル自治区で外科医をしていたエンヴァー・トフティ氏が登壇し、政府が新疆ウイグル自治区で核実験を行うようになって以来、癌患者が急増していること、さらに政府がウイグル族から臓器を摘出し販売していることについて、証拠を挙げながら詳細に説明を行いました。トフティ氏は、日本政府が中国政府による迫害からウイグル族を助けてほしいと訴えました。

 

エンヴァー・トフティ医師:「日本政府は、日本人が中国で移植手術を受けた場合、政府に対して臓器提供者かその家族の臓器提供同意書を提出するよう法律を厳しくしてほしい。こうすれば、中国政府が行っている人道に反する臓器売買を食い止めることができる。」

 

シンポジウムに参加するため来日したジャーナリストのイーサン・ガットマン氏は、著書『スローター(大虐殺)』で中国政府による法輪功学習者に対する臓器狩りの内情について詳述しました。ガットマン氏は、臓器狩りはさらにウイグル族やほかの少数民族に対しても行われていると述べ、日本人の患者は臓器移植手術を受けるため中国へ行かないよう呼びかけました。

 

ジャーナリスト イーサン・ガットマン氏:「日本がまさに臓器狩りの罪に加担していることを、私は憂慮しています。日本人渡航者が臓器を買うたびに、人が一人殺されるのです。日本人渡航者は1~2週間ほど待つだけで臓器を手に入れることができます。日本にとっての問題は、この罪行を止めさせることです。」

 

キルギスタンから来日した人権活動家のミジット・ホセイノフ氏とカナダから来日したウイグル人人権活動家で詩人のアフメットジャン・オスマン氏も、日本政府に対し、中国政府の邪悪な素顔を知り、正義の立場に立って、ウイグル人が人権と自由を勝ち取れるよう支援してほしいと訴えました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/10/18/a1292255.html(中国語)

(翻訳/白白 ナレーター/根本 映像編集/李)

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