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「香港学生運動元リーダーへの判決不当」と法の権威が連名で非難

2017年10月17日

【新唐人2017年10月17日】

国際的に著名な法律専門家12人は10月16日、香港当局が一審を覆して雨傘学生運動の元リーダー3人の実刑判決を行ったことは、香港の法治精神を侵害し、一事不再理の原則に違反すると非難する公開書簡を発表しました。

 

公開書簡は、香港政府が元リーダー3人を「公安条例」違反で起訴したと批判しています。

 

さらに、中国政府が2014年に発表した「一国二制度白書」について、中国政府が香港の全面的な統治権を謳い、香港の裁判官に対し愛国・命令遵守を求めていると指摘しました。

 

法律の国際的権威は香港の司法が中国政府によって牛耳られ、香港の司法の独立を蔑ろにしていることを憂慮しています。

 

学生運動元リーダーの黄之鋒、周永康、羅冠聡各氏は2014年9月26日、学生や市民を率いて公民広場に突入し抗議デモを行い、その後79日間にも上る雨傘運動に携わりました。3人は昨年、「人を煽動し惑わせ不法な集まりに参加させた罪」などによってすでに判決が下り、刑に服した後でしたが、香港政府は3人の刑罰が軽すぎるとして控訴し、裁判所は判決を覆して3人を即刻収監しました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2017/10/17/a1346987.html(中国語)

(翻訳/白白 映像編集/李)

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