HOME > ニュースページ > 台湾・香港 > 詳細

台湾で五星紅旗の掲揚禁止求める署名活動

2017年10月25日

【新唐人2017年10月25日】

近年、台湾の親中団体が台北市内などで中国の五星紅旗(ごせいこうき)を掲げ、共産党を宣伝し、市民や観光客への暴行騒ぎまで起こしていることに、台湾世論が反撥し、五星紅旗を禁じるよう政府に求める署名活動も起こっています。

 

過去十年間で世界では反共産主義の風潮が高まっています。ヨーロッパの議会では2009年、共産主義による罪はナチスのようには人々にあまり知られていないとして、EU加盟国に共産党による罪を公開するよう求める決議が行われ、加盟国は共産党の歴史的な罪を裁く国際法廷の設置に着手しています。

 

ベトレンコ・ウクライナ法相(2015年12月18日):「かつて旧ソ連のイデオロギーを支持した共産党がウクライナの地図から姿を消した時こそ、歴史の公正を取り戻した時であった。」

 

天安門事件民主の女神像の製作者 陳維明氏(2017年10月3日):「五星紅旗のこの一面の赤色は、我々中国人民の鮮血によって染められたものであり、ファシズムの証明である。五つの星は、中国共産党を意味する真ん中の星を、四つの星が囲んでいるというものだ。アメリカなどの西側諸国の星は平等と博愛を意味するが。」

 

トランプ米大統領も国連で共産主義を非難しました。

 

トランプ米大統領(2017年9月19日国連大会で):「ソ連からキューバ、ベネズエラまで、社会主義や共産主義があった所はすべて苦痛と破壊と失敗を伴ってきた。人類の尊厳を侮辱する信条を掲げる者は、ただ残酷な制度の下で生きる国民の苦しみを増加させるだけである。」

 

ポーランド、ウクライナ、チェコなどの東ヨーロッパでは近年、共産主義の宣伝を禁止する法律が生まれています。フランス共産党は来年新党に変わると宣言しましたが、名称変更の可能性は大きいようです。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com.tw/b5/20171023/video/207892.html(中国語)

(翻訳/白白 映像編集/李)

トップページへ