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中国の検閲に加担したシュプリンガー・ネイチャーに学会から抗議の声

2017年11月05日

【新唐人2017年11月5日】

世界の学術出版社最大手のシュプリンガー・ネイチャー(Springer Nature)が中国政府の検閲への圧力に屈し、同社の中国のサイトから少なくとも1000本の学術論文を削除しました。

 

英紙「フィナンシャル・タイムズ」は、シュプリンガー・ネイチャー社傘下の「中国政治学期刊」と「国際政治学」への中国国内からのアクセスを禁じられた論文には、中国政府が「政治的に敏感なキーワード」と認定している「台湾」や「チベット」、「文化大革命」などに関するものが含まれていると報じました。

 

本社をドイツに置く同社は、60社以上の出版社を傘下に有し、自然学で最も権威ある雑誌と見なされる「ネイチャー」など、年間1900種類の雑誌を出版しています。

 

報道によると、同社の決定は学会の強い不満を招き、同社への抗議活動に中国人学者も参加するよう呼びかける声も上がっています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2017/11/02/a1349148.html(中国語)

(翻訳/白白 映像編集/李)

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