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カナダ首相 習近平に人権問題を提起

2017年12月11日

【新唐人2017年12月9日】

中国を訪問中のカナダのトルドー首相は12月4日に李克強首相、5日に習近平国家主席と面会しました。貿易問題のほか、トルドー首相は人権問題にも言及し、中国で収監されているカナダ国民について関心を示しました。

 

トルドー首相は5日、李克強と面会した際に中国で収監されている5人のカナダ人を駐中国領事が面会に行くことを許可してほしいと求めたとメディアに語りました。

 

トルドー首相は習近平と面会する際にも同じように求めると述べました。

 

そしてその夜、トルドー首相は習近平と晩餐会に出席しました。

 

労働者の権利や環境問題などについてのカナダ側の要求を中国側が満たせないため、トルドー首相は中国と自由貿易についての交渉は行わないと決定しました。

 

トルドー首相はまた、中国で収監されている5人のカナダ人について触れました。その中には、虐待を受けている孫茜さんも含まれています。

 

女性実業家の孫さんは今年2月、法輪功を学んでいるという理由で北京市の自宅で当局に身柄を拘束され、拷問などの虐待を受けています。カナダの多くの議員が孫さんを釈放し法輪功への弾圧を止めるよう中国政府に求めています。

 

カナダ緑の党党首 エリザベス・メイ氏:「法輪功学習者は中国でひどい人権侵害を受けている。」

 

カナダ保守党国会議員 ピーター・ケント氏:「首相は中国政府の役人と会う度に人権と法治に関する問題について提起し続けるべきだ。」

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2017/12/06/a1353817.html(中国語)

(翻訳/白白 映像編集/Ann)

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