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貧しさにあえぐ中国の代用教員

2011年09月25日

 

【新唐人2011年9月26日付ニュース】中国では最近、障害を持つある代用教員、つまり免許を持たない非正規教員の郭さんが関心を集めました。長年の劣悪な待遇が同情を呼んだためですが、これは郭さんだけではありません。農村に多い代用教員のほとんどが貧困にあえいでいますが、改善の兆しが見られません。

 
河北省で代用教員を20年務めてきた39歳の郭省さん。小児麻痺にかかった影響で、身長は1メートル20センチほどしかなく月収は500元余り。周りの援助で生活しています。代用教員のこのような境遇は、郭さんだけにとどまりません。
 
河北省の代用教師 賈桂艶さん:「私は病気になって12年、あわせて10数万元使いました。家も売りました。子供も学校に行けません。全部 医療費に使いました。借金もしました」
 
四川省の代用教員、羅さんは、白いお米すら食べられないと嘆きます。
 
四川省の代用教員、羅文華さん:「ここの代用教員は月給が195元、物価に対し低すぎます。わずかな土地があるので妻が耕しています。でなければ食べていけません。毎日 シャガイモばかりで白米すら食べられません」
 
民営学校の教師をやめさせられたという湖北省の、廖さん。老後の保障がまったくないため、陳情を続けています。
 
民営学校元教師 廖建恒さん:「陳情して10年近くですが、何の結果もなく、生活の当てがありません。ただ30年の教員歴への補償と社会保障を望むだけです。いわゆる年金です」
 
報道によると、1990年代、教育財政への投入不足により、低賃金の代用教員が歓迎され、農村の義務教育を影で支えてきました。統計によると、当時農村の代用教員は300万人余りで、中国の小中学校の教員の3分の1を占めたそうです。
 
新唐人テレビがお伝えしました。
中国代课教师工资微薄无保障.html (中国語)
 

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