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日本の総合芸術 茶道

2011年12月07日
【新唐人2011年12月8日付ニュース】素養を高めるほか、交際の手段ともなる茶の文化、茶道。芸術、哲学、道徳など各方面の要素を含む総合芸術です。

関西では毎年、日本の伝統文化を伝え復興させるイベントが行われています。今年のテーマは「茶の文化」。茶の文化をさらに広めるため、茶文化フォーラムや一般の人が参加できる茶会が開かれました。

お茶を飲む習慣は、中国の唐から伝わり、日本人はそこから、独自の「茶道」を築き上げてきました。茶の入れ方から姿勢、茶を飲む環境、すなわち茶室や庭園、茶道具、そして茶を飲む礼儀までこだわり、お茶を精神、文化、美の領域にまで高めました。

茶文化実行委員会 崛井良殷会長
「少しの動作、あるいは少しの狭い空間の中に全宇宙を表現するということを芸術にしているのが日本人の精神なのですね。それが日本人のものづくり、良い自動車を作ったり、良いカメラを作ったりするのも、その精神が生きているという意味で、日本人の伝統文化というのが日本人の心の底にある、それを伝えたい」

茶道裏千家元直門 籐井宗悦教授
「亭主が所作をしている姿を客が見て心を落ち着かせる、それが手前をするという、お手前をする一つの心構えですね」

時代の流れとともに、若者離れが目立つ日本伝統、茶道。このようなイベントを通じ、若い人たちにもっと日本の茶の文化に関心を持ってほしいと主催者は訴えました。

新唐人テレビが大阪からお伝えしました。

日本茶文化.html


 

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