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汚職官僚たちの名言

2012年02月10日

【新唐人日本2012年2月11日付ニュース】 “賄賂を受け取らないと、精神異常を疑われる”。これは収賄で有罪判決を受けた四川省眉山市(びざん-し)の余治平元副市長が書いた反省文です。この言葉は中国のネット上で話題となり、瞬く間に広く転載されています。報道をご覧ください。

余元副市長は収賄の疑いで2009年に更迭され、2010年8月に有罪判決を受けました。近日、彼の書いた反省文が暴露され、中には“もし他人の好意を拒んだら、異類に見なされ、精神異常を疑われる”と書かれています。この言葉で、ネット上では議論が沸きあがりました。

では、ネットユーザーの書き込みを見てみましょう。
“賄賂を拒んだら精神異常だと笑われる。官僚の世界では確かにそうだろう。”

“汚職官僚にも悩みがあるのね。”

確かに、こう嘆いた汚職官僚がいました。“貴方たちは反腐敗に苦労しているけど、腐敗する側だって苦労している。”

これは安徽省滁州市(じょしゅう-し)の常務委員会の陳兆豊元副主任が、取調べの時に嘆いた言葉だそうです。在職中は堂々と汚職を行い、逮捕されても豪言壮語するのは、中国共産党の汚職官僚の共通点のようです。

こんな言い訳もあります。“汚職をしたのは社会の風紀が悪いからだ。私が引っかかったのは、運が悪かっただけだ。”これは、江西省贛州市(かんしゅう-し)道路局長の元局長の嘆きです。

また、“官職を守るためには汚職せざるを得ない”と言い訳したのは、四川省犍為県の元県長。取調べでは、官僚が自分の給料で賄賂を送るのは不可能なので、自分の官職を守るには、収賄したのをまた賄賂に回すのだと告白したそうです。

北京工業大学の元実験室責任者・徐晶は横領した金を海外留学中の娘に送金。“国のための人材養成に使った”と豪語したそうです。

汚職官僚のこのような言い訳には嘆くしかありません。“心が冷え切って、悲しみが極まる。一体どこが狂ったのか。”

“監督と制約の権利が与えられないと、必然的に腐敗を招く。問題の根本は社会体制にある。”

新唐人テレビがお伝えしました。




 

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