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中共の妨害を恐れずコンテストの舞台に立つ

2012年06月25日
【新唐人2012年6月26日付ニュース】新唐人主催の全世界中国舞踊コンテストは5年来、中国共産党政法委員会の数々の妨害を受けてきました。そんな中でも、多くの選手が強権を恐れることなく毅然とコンテストに参加し、その後華やかな実績を築き上げています。報道をご覧ください。
 
中国古典舞踊は元々宮廷の中や伝統的な芝居の形で伝わり、歴代王朝の文化と智恵を取り入れてきました。北京中央民族大学舞踊学科をトップの成績で卒業した陳永佳さんは、近代の数十年で中国古典舞踊は共産党の喧伝のために使われ、精神的内包が失われたと述べます。
 
神韻芸術団振付師 舞踊家 陳永佳さん
「特に文化大革命以降、表面上は中国古典舞踊に見えても、その表現内容を見ると伝統的な内包が全くなく、共産党を賛美する党文化の浮かれた不実なものです。革命や闘争など殺気に溢れています。正統的な古典舞踊とは大きく異なります」
 
中国共産党の統治の下、脈が途絶えてしまった中国伝統文化の回復を目指す新唐人コンテストは、陳さんの心を強くひきつけました。当局からの数々の妨害と恐喝を受けながら、2007年、毅然とコンテストに参加。
 
いまや神韻芸術団の振付師を務め、世界各地の一流劇場にその足跡を残しました。
 
新唐人シリーズコンテスト主席 馬麗
「選手たちも感無量です。当初の決断は正しかったと思っているのです。もし 中共の妨害を受け入れ参加しなかったら、彼らの前途は今のような事ではなかったからです」
 
多くの選手にとって、新唐人コンテストの舞台に立つことは、世界進出と同時に、長年の夢をかなえるチャンスでもあります。馬(ば)主席によると、共産党の妨害でコンテスト参加をあきらめた選手が、翌年毅然と参加したケースもあるそうです。
 
新唐人シリーズコンテスト主席 馬麗
「コンテスト参加後に発見したのです。新唐人のコンテストは真に中華伝統文化を広め、正統の中国文化を広めているのです。彼女はとても誇りに感じています。中国人にとって見れば、自分が中国人であるがために、責任と義務があると感じたのです。この領域において、今まで学んできたものをもっと広め、もっと多くの人々に知ってもらいたいのです」
 
中国古典舞踊の人材を育成するアメリカ飛天大学の郭華平副学長は、昔から優秀な芸術家は、まず優れた人格の持ち主であったと述べます。
 
このような人は、権力者からの圧力に直面しても、利益に左右されることなく、芸術観点を貫くことができるのです。
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 
(翻訳/坂本 ナレーター/佐藤 映像編集/工)

  

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