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【爆笑時事コント】外交部の本音-PM2.5の巻

2012年06月28日
先ず、駐中国米国大使館が勝手にわが国のPM2.5、大気品質指数を測定・公表した事に断固たる反対と厳重な抗議を示します。これはわが国の内政に干渉する行為です。「維納斯援交関係公約」および「維他奶没事找事公約」に基づき、援交人員は指導者の指示に従うべきで、指導者の家庭事情に干渉してはなりません。では、質問をどうぞ。
 
こちらの記者。
 
はい、アリガトー。私はAFPの記者です。貴国の非難に対して米国政府はこう応じました。これは内政干渉ではないので、米国大使館は中国の大気品質測定数値の発表をやめません。中国大使館もアメリカのPM2.5数値を公表すればいいのです。これに対してコメントをどうぞ。
 
アメリカのPM2.5数値を公表する?我々は興味がございません。それに測定しなくても皆分かっています。アメリカの大気品質はひどいです。大気汚染がひどく、有毒気体が充満し、可視度は非常に低い、真昼間でも目と鼻の先が見えない。あれ?これは北京ですね。でも 要するに人権状況同様、我々の大気品質はアメリカより5倍はいい。
 
中央指導者はアメリカに留学中の自分の子供が吸う大気品質を心配しないのですか?
 
もちろん心配していますよ。でも 中国にはことわざがあります。「子を惜しんでは 狼は捕れない」。これらの指導者たちが子供をアメリカに送って、毒空気を吸わせているから我々が年に250日間の日の当たらない幸福な生活が得られているわけです。
 
貴方たちの中央TVは毎日世界各地の天気予報を報道しているけど、これは他国の内政干渉ではないのですか?
 
地球は丸いでしょう。我々が他国の天気を予報するのは、実はわが国がその地区に回っていった時の天気予報なのです。だからいずれも国内天気予報なのです。他国の内政干渉にはなりません。
 
では、同じ道理で、米大使館も大気が今後アメリカに回っていった時の品質を公表したのですよ。
 
しかし、その空気は今中国にありますよ。大気が中国に来た以上、中国の法律を守る必要があります。
 
「混球時報」(環球時報)の記者です。すみませんが、PM2.5って、何ですか?
 
さすが混迷していますね。これも知らないのですか?PM2.5とはP・Mでしょう。「屁民」(PiMin)の中国語ピンインの略でしょう。PM2.5とは屁民が吸い込む可能性のある、直径が2.5µmより小さい微粒子の濃度。まだ分かりませんか?塵肺病を聞いたことは?PM2.5が基準値を超えたら、なります。
 
私は「遭殃TV」の記者です。なぜ直径が2.5µmより小さい微粒子なんですか?それより大きいのはだめですか?
 
やはり「遭殃TV」記者のほうが実力がありますね。よく聞いてくれました。2.5µmの基準は欧米の進んだ資本主義国家が、強引に世界に押し付けたもので、不平等で差別的な基準です。
 
忘れないでください。わが国は発展途上国なのです。屁民たちが長期にわたって、黙って怒りをこらえているので、息が荒いのです。すでに身に付けていますが、多少大きいサイズでも呼吸できる気管と懐を持っています。だから 2.5µmは中国には適しません。2.5cmが中国の実情に適します。だから 我々は根本からPM2.5の世界基準は認めません。
 
私は「人民日報」の記者です。この炎症を起こした方(発言者と同音)の意見に強烈な同感を示します。わが国の環境品質は低水準の国際基準としか比べられません。僅かな衝動とロマンチックも容認できません。他に 報道官の肺活量は本当に大きいですね。(ほらを)吹くだけではなく、吸う事もできるでしょうね。もっと大きい直径の物でも吸えるんでしょうね。
 
もちろん、肺活量が大きいだけでなく、懐も大きいですよ。懐、わかりますか?懐ですよ。私の基準で言うと、2.5メートルですよ。
 
ああ、今になって分かりました。貴方たちの「混球時報」の社説「米国とは力で闘わない、智恵と懐で闘う」の本当の意味がわかりました。
 

(翻訳/坂本 映像編集/工) 

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