HOME > ニュースページ > 教育 > 詳細

「園児の泣き叫びが面白くて」体罰

2012年10月24日
【新唐人2012年10月25日付ニュース】近日、中国浙江省のある幼稚園教師が、園児の耳をつかんで、園児を20cm近く持ち上げ、体罰を与えました。泣き叫ぶ園児の姿が面白いと、ビデオまで撮ってネットに掲載。ネットユーザーからは非難が殺到しています。
 
写真の中の園児は大泣きしています。あまりの痛さに自分の手で耳を塞ごうとしています。園児に体罰を与えているのは、90年代生まれの幼稚園の教師。満面の笑みで、園児への体罰を楽しんでいるようです。他の園児たちは無言でこの光景を眺めていたそうです。
 
この映像が撮られた場所は、浙江省温嶺市(おんれい-し)城西街道の藍孔雀幼稚園。教師は園児の反応が面白くて体罰を与えたといいます。
 
このことはネットユーザーの怒りを買いました。一方地元教育局は、この教師は無免許で、幼稚園も民間の経営なので、教育局の管轄外だと弁解。教育局の態度はさらなる非難を招きました。
 
ネットユーザーらは二つの要求を出しました。一つ目は、園児全員の前で当の教師が誠意を持って謝ること。二つ目は、無免許の教師が間違いを犯したことに対して、教育局には責任がないのか説明してほしい。
 
あるネットユーザーは、この事件を知ってから、子供を幼稚園に送るのを更にためらうようになったと示しました。
 
また、一部ユーザーは、中国の教育の根本的な問題は体制にあり、その次が教師だと指摘しています。
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 
 (翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/蒋)

 

トップページへ