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在中外国人が明かす中国の「腐敗」

2012年11月28日
【新唐人2012年11月29日付ニュース】中国共産党の新指導部は官僚の汚職腐敗に対し断固たる打撃を与えると宣言しました。近日、複数の外国人記者が次々文章を発表し、中国で遭遇した腐敗現象を暴露しました。
 
上海在住の“フィナンシャルタイムズ”の記者 ワルドメイヤー(Patti Waldmeir)さんは、2人の中国の養子を育てています。ワルドメイヤーさんは文章で、これまでの12年間、中国孤児院との付き合いの経歴を綴りました。
 
文章によると、毎回子供を連れて孤児院を訪ねると、決まって院長から様々な理由で寄付を求められるそうです。寄付しないと子供たちが疎外されるため、子供のために外国人の親たちは仕方なく寄付を行っているといいます。
 
また、ある障害者児童院でワルドメイヤーさんは、外国籍ボランティアが寄贈した物品は転売されるかあるいは回収され、“特殊な人”に贈られると知らされたそうです。
 
 “ニューヨークタイムズ”の記者は北京の教育を取り上げます。入学をはじめ、クラス分け、学級委員の選出までのすべてにお金が必要なことに気づきます。さらには子供の座る席まで、金額によって決まっているといいます。
 
北京で商売を営む河北省出身の趙華さんは、娘を公立小学校に入れるのに、4800ドル、日本円でおよそ39万円の寄付を求められたそうです。
 
報道によると、北京の教育機関のいたるところが腐敗しています。たとえば、清華大学付属幼稚園は、24000ドル(196万円)払えば、裏口入学が可能。また、人民大学の付属中学校に入るには8万(655万円)から13万(1065万円)ドル必要だそうです。
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)
 

 

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