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中国の『地獄』―馬三家強制労働収容所

2012年12月27日

【新唐人2012年12月27日付ニュース】中国遼寧省の馬三家強制労働収容所からの助けを求める手紙がハロウィン装飾品に入れられ、海を渡って、アメリカ・オレゴン州の市民・ジュリー・キースさんの手に渡りました。地元の大手新聞がこれを報道した事を機に、アメリカ社会に衝撃が走っています。米国移民税関捜査局(ICE: U.S. Immigration and Customs Enforcement)の国土安全調査局もすでに調査を展開し、この商品を輸入したKmart社も声明を発表、もし商品が強制労働によるものであるのが判明した場合、中国側との契約を打ち切ると示しました。では、馬三家強制労働収容所は一体どのような所なのでしょうか。

 
潘奇さん 1999年10月から1年4ヶ月間、馬三家強制労働収容所に監禁
 
法輪功学習者 潘奇さん
「私も同じ気持ちです。私も馬三家労働所に監禁され、奴隷労働を強いられたからです。手紙に言及された装飾品やハロウィン装飾品など私も作ったことあります。他にも刺繍やビーズ通し、クリスマス装飾品など確かに輸出用と言っていました。多くの人は夜通しで働くので疲れきっていました。動かないので、近づいて見ると居眠りをしているのです。
 
仕事では機械を使うので、機械が動いているとき、不注意で指を機械に近づけた人が指を怪我して血が出たりします。しかし指を布で巻いただけで、仕事を続けます。止まってはいけないのです。当時私も歩いていても、目をつぶるだけで寝てしまいそうになりました。
 
柔らかい綿であっても、長時間皮膚と摩擦すると皮膚が破れます。まずは手首の皮が破られ、黒く変色し、それから手の全体が変色し、まともな皮膚が見えなくなり、全部黒くなり、壊死します。
 
報酬はもらえませんでした。報酬がないだけでなく、機械やハサミ、材料などを紛失すると逆に弁償させられました。
 
ノルマが達成できないと食事ももらえないばかりか、しゃがんだりなどの苦しい姿勢をさせられたり、電気ショックを与えられます。多くの人が自殺したり、自傷したりしますが、みな耐えられないからです」
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 
(翻訳/坂本 ナレーター/大口 映像編集/工)
 
 

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