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香港六四記念デモ 弾圧に抗議

2010年05月31日

【新唐人2010年5月31日付ニュース】5月30日、天安門事件21周年のデモが香港で行われ、2500名が参加しました。この直前、追悼用の彫像2点が押収されたほか、主催者団体香港市民支持愛国民主運動聨合会、略称は香港支聨会)のメンバー13名も拘束されました。これについて、主催者団体のトップ(司徒華主席)は、強く抗議します。 

今年は、例年のように被害者の名誉回復と一党独裁の終結を訴えたほか、香港政府の政治弾圧にも抗議しました。
 
現在、癌治療を受けている主催者団体のトップ、司徒華さんは、今回のデモに車椅子で参加。追悼用の彫像2点が押収された点について、当局を非難したほか、弾圧に立ち向かう強い決意を示しました。
 
香港支聨会・主席 司徒華
「これは過去21年で最もひどい我々への弾圧。これも想定内の弾圧だが、弾圧がいかに深刻でも、支聨会は決して揺るがず、最後までやり遂げる」
 
「今の香港政府は傀儡政権だ」と言います。
 
香港支聨会 司徒華主席
「日常の決定さえ、北京の指示を仰ぐ曾蔭権個人なら、こんな決断は無理で、完全に北京の言いなりです」
 
午後3時頃、ヴィクトリア公園を出発したデモ隊は、2時間余りで、終点の政府ビルに到着。その前で声明文を読み上げ、中国大陸の人権活動家などに対する共産党政府の弾圧を非難しました。
 
香港支聨会・副主席 蔡耀昌
「これら絶えない暴虐は実に恐ろしく、恥じるべきです。中共は恥を知れ!」
 
新唐人記者が香港からお送りしました。
 
 

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