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上海の学校制服から発がん性物質

2013年02月26日

 

【新唐人2013年2月22日付ニュース】中国メディアによると、上海のあるアパレルメーカーが生産した小中学生の制服から発がん性物質が検出。このメーカーと契約を結んでいる21校の小中学校には制服の着用をやめるよう通達しているそうです。情報によると、このメーカーによる不合格品は2009年以来、3度目だそうです。

 
上海市品質監督局によると、上海市で製造・販売されている学生服の品質調査を行ったところ、22製品のうち、6製品が不合格。うち、上海欧霞公司が製造した冬物制服から発がん性物質が検出されました。また、この会社は品質監督ブラックリストに度々登場していることがわかりました。
 
上海滬新中学校 責任者
「今日サンプルを品質監督局に送ります。このロットの制服の数量ですか?我々は生徒数に基づいて購入しています。厳しく要求に基づいて行っているので、これ以上はお答えできません」
 
では、制服は生徒側が自分で購入するのか、それとも教育部門による統一購入なのか。また、教育部はメーカーのリストを学校側に提供するのでしょうか。
 
上海滬新中学校 責任者
「制服は全て記録してあります。手続きも全て揃っています。上層部門も審査も通っています」
 
記者
「これらの企業は契約前に調査しましたか」
 
上海浦東教育局職員
「我々教育部門はアパレルメーカーに対し、監督する義務はありません。これは学校に聞くべきです。我々が知っている限り、学校が企業と提携する場合、関連する検査があるはずです」
 
上海市民 金さん
「赤ちゃんの有毒粉ミルクから今は小学生の制服まで有毒です。これらの一連の問題に対し、中国人としてあまりにも悲しいです」
 
上海沪新中学校の責任者によると、生徒らはすでに制服の着用をやめているそうです。
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 
 
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)

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