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悪名高き「馬三家労働教養所」 閉鎖に直面

2013年08月28日

【新唐人2013年08月28日付ニュース】薄熙来が遼寧省在任時に大量の法輪功学習者学習者を拘禁し、迫害を行っていた馬三家強制労働収容所が、閉鎖に直面しているとの情報が伝わっています。生きた法輪功学習者から臓器狩りで暴利を貪った薄熙来の罪は長年ずっと隠され続けました。しかし、時間の経過とともに、多くの事実が徐々に白日の下に晒されつつあります。

 

“明慧(みんふい)ネット”25日の情報によると、遼寧省馬三家労働教養所では2012年10月から新たな受刑者の入所はなく、現在、男子収容所ではほとんどの受刑者が釈放されているそうです。

 

馬三家労働教養所には現在、まだ8人の法輪功学習者が不法に拘禁されていますが、8月の末までには全員釈放するとのことです。

 

法輪功迫害のお手本で、江沢民一派が最も力を入れていた馬三家強制労働収容所が段階的な閉鎖に直面していることから、習近平主席が強制労働制度の廃止へ動き出しているように見えます。

 

しかし強制労働制度の廃止は、江沢民一派が最も恐れている法輪功問題に触れる事になります。

 

法輪功学習者 趙素環さん

「電気ショック、長期にわたる体罰、これらは常に行われていました。私と同じ部屋に居た鄒恵栄さんは迫害で死亡していますが、彼女は頭と足を一緒にひもで括られ、針で全身を刺されました。迫害で死亡した蘇巨真さんは、早くから最もひどい迫害を受けていました」

 

事実上、馬三家労働教養所の悪行は、遼寧省のトップを務めた薄熙来と密接な関係があります。

 

1999年7月20日以降、薄熙来は江沢民に従い、法輪功学習者に対する残酷な迫害を展開。翌年には遼寧省共産党委員会の副書記、代理省長に昇進しました。

 

2000年10月、女性学習者18人を裸にして、男子雑居房に。

 

代理省長になると、薄熙来は馬三家労働教養所の拡張工事を命じました。

 

2001年、拡張工事のために、江沢民が600万元の特別資金を提供しました。

 

2003年、薄熙来が再度5億元を投じ、馬三家を中国初の“刑務所タウン”に建設し、迫害の強度をさらに上げました。

 

馬三家と同じ瀋陽市に位置する蘇家屯(そかとん)のある病院の地下に数千人の法輪功学習者が監禁され、生きたまま臓器を摘出されていたことが初めて世間に暴露されたのは、2006年のことでした。これより、闇の中で行われていた悪魔の所行が徐々に水面上に浮上し始めました。

 

26日、薄熙来公判の最終日、最後の陳述の中で、薄熙来自身も“刑罰からは逃げられない事は知っている”と述べました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/08/27/atext956359.html  (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)

 

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