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強制取り壊しで軍人と城管が大混戦

2013年09月12日

【新唐人2013年09月13日付ニュース】中国のネット上に投稿された映像が話題となっています。先日、山東省青島市嶗山(ろうざん)区にある軍区住宅地の警備室が、100人以上の城管により強制的に取り壊されました。20人近い解放軍兵士が抵抗したものの多勢に無勢、最終的に軍区の警備監視塔は廃墟に変わりました。

 

最近、青島市城管が軍区住宅地の監視塔を強制的に取り壊す映像がネットに投稿され、話題を呼んでいます。9月4日午後、100人以上の城管が青島市嶗山区石老人村(せきろうじんそん)にある軍区住宅地の“警備監視塔”の取り壊しにやってきました。

 

軍区の中に突入しようとした城管の一人が解放軍兵士によって棍棒で殴られたことから、激しい衝突に発展しました。双方は棒だけではなく、レンガや石を拾い投げ合い、多くの人が掴み合いとなり、現場は大混戦となりました。

 

地元住民 李さん

「午後5時過ぎに通りかかったとき、バスの中から見ました。状況はよく、わからなかったですが、人だかりが見え、警察もいました」

 

地元住民・梁さんの説明では、その日は20人以上の解放軍兵士が取り壊しに抵抗したものの、100人以上の城管にひどく殴られ、地元警察が仲裁に入りました。現場では多くの民衆が騒ぎを見物していたそうです。

 

地元住民 梁さん

「彼ら軍隊の監視塔が規定より1m高く建てられ、違法建築となったようです」

 

最終的に軍人たちは多勢に無勢ということもあり、城管に殴られ慌てて逃げ去りました。結局、軍区住宅地の監視塔は城管の用意したショベルカーで取り壊されました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/09/09/atext964009.html (中国語)

(翻訳/赤平 編集/坂本 ナレーター/萩野 映像編集/工)

 

 

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